都心で親戚の慶事があり、終了した夕方に姪が、
夕食を兄と三人で一緒に取ること提案してくれ
ました。

好きなものを言ってとの言葉に甘えて、普段、
食べない肉類をリクエストしました。

そこで、じゃあ、すき焼きにしようということに。

兄を先に帰して、二人でデパ地下に寄り買い物を
しました。

かごの中に、どんどん肉のパックを入れていく
姪に、思わず、言ってしまいました。

 Kuanzi(姪のハンドルネーム)ちゃん、
こんな沢山、食べきれへんよ。

うーん、でもねえ、食べる物は余っても多めに
作る、が我が家なのよ。
おばあちゃまんちで、食事をするとテーブル一杯
ご馳走が並んで、食べきれないと思うほどだった。
それで、ずっときてるから。

大量に買ったお肉は、残して翌日に使えばいい
ものを、結局、三人で全部食べてしまいました。


翌日、施設(特別養護老人ホーム)の母の面会で、
姪が言ったことを話しました。

そうよ。おご馳走は、足りないより、余っても
いいから多めに作るものよ。

母はちょっと得意気でした。

そういうことが、脈々と続いていくなんて、
有難いわ。


さいざんす、アタクシは、ちょいと母を煽て
あげたのでございます。

しかし、こんな話をしても一瞬で忘れて、次の
言葉は、

ここは、緑が多くていいわぁ。

そうやね。

といつもの会話へ。

おっかさん、昔の記憶も少しずつ、抜けつつ
あるんやね。

004

すき焼きは、いつも亡き父が鍋奉行でした。

脂身を溶かして、醤油、砂糖、日本酒を入れる
だけの味付け。

そこで、兄がその通りやってみました。

もう一つ、味が足りないような・・・。

すき焼きのタレを使ったほうがよかったかも
と兄本人が申しておりました。