エンディングロールに姪の名前が載った映画を
見た翌日に、施設(特別養護老人ホーム)に
居る母の面会に行ってきました。

以前、認知症が発症した母に対して、外出する
ということを口に出して言えませんでした。

近所のスーパーへ買い物へ行くことについては
何も言いませんでした。

しかし、友人とランチ、なんて言うと、

アタシに構わず、好きなように行ってくれば
いいじゃあない。

なんだか、腹に一物持つようなことを言うので、
だんだんと外出すること以外、アタクシ自身の
行動を母に伝えることもなくなりました。


映画を見に行ったと言ったら、また、どうせ、
と僻むんだろうなと恐る恐る、話をしました。

 Kuanziちゃん?、まあ、久々に聞く名前だわ。

そして、姪の仕事のことも覚えていました。

よかったわね。今までの苦労が認められたのね。


おっかさん、今日はどないしたん。

やけにクリアとちゃう?


姪が面会にきたときに、こんな状態になって
いればいいんですが。

たまたま、機嫌が悪いときにあたると、何よ、
と思うような、つっけんどんなお婆ちゃまに
なるんですがね。

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母の記憶力は、入所した2年前からは、非常に
衰えました。

しかし、他の認知症の症状は、むしろ好転した
と思えることも増えました。

すると、アタクシの中に、在宅介護出来たのに、
と後ろめたさが首をもたげてきます。

でも、もう、在宅介護は無理というか、御免
こうむりたい。

矛盾してます・・・。