エンディングロールに姪の名前が載った映画を
見た翌日に、施設(特別養護老人ホーム)に
居る母の面会に行ってきました。
以前、認知症が発症した母に対して、外出する
ということを口に出して言えませんでした。
近所のスーパーへ買い物へ行くことについては
何も言いませんでした。
しかし、友人とランチ、なんて言うと、
アタシに構わず、好きなように行ってくれば
いいじゃあない。
なんだか、腹に一物持つようなことを言うので、
だんだんと外出すること以外、アタクシ自身の
行動を母に伝えることもなくなりました。
映画を見に行ったと言ったら、また、どうせ、
と僻むんだろうなと恐る恐る、話をしました。
Kuanziちゃん?、まあ、久々に聞く名前だわ。
そして、姪の仕事のことも覚えていました。
よかったわね。今までの苦労が認められたのね。
おっかさん、今日はどないしたん。
やけにクリアとちゃう?
姪が面会にきたときに、こんな状態になって
いればいいんですが。
たまたま、機嫌が悪いときにあたると、何よ、
と思うような、つっけんどんなお婆ちゃまに
なるんですがね。
母の記憶力は、入所した2年前からは、非常に
衰えました。
しかし、他の認知症の症状は、むしろ好転した
と思えることも増えました。
すると、アタクシの中に、在宅介護出来たのに、
と後ろめたさが首をもたげてきます。
でも、もう、在宅介護は無理というか、御免
こうむりたい。
矛盾してます・・・。
コメント
コメント一覧 (2)
今日はばばは文句ばかりいっていました。
デーに行くとしんどいのとかシャツにレースがあたっていたいのとか
どなりたおしてしまいました。
更年期はしんどいのと穏やかな私でもイライラするものですね。
孫の名前は覚えているものですよ。
ばばも覚えています。命まっとうするまで覚えていてくれたらうれしいですね。
日本舞踊を65歳から始められた、その行動力が素晴らしいですね。
だから、今もお元気なんですね。
今日のばば様は不機嫌だったんですね。そそ、上機嫌なときと、
どうして?と思うほど、不機嫌なときもありますね。
独りになって思うのは、相手がいるから怒ったり出来るんですね。
ばば様はもも様に甘えておられるんですよ。でもねえ、だからって、
怒鳴られるのは嫌ですね。
しんどいときは、横になって休んで、ご自愛ください。