ごきげんよう!

母の施設(特別養護老人ホーム)の集団リハ
ビリで、流行っているというか、使われている
というか。


アタシはどうしていいか、わからないのよ。

集団リハビリにアタクシが連れ出す際、この
ように言って、行くのを渋ります。

一緒に、行くから、そこに座っているだけで
ええから。

と、無理やり連れ出すのです。

他のユニットの入所者さん達と話はしないに
しても、いつも見知っている中にいるより、
刺激があるのではないかと。

しかし、認知症中期である母には集中力が
だんだんとなくなりつつあります。

嫌になると、母は申します。

アタシ、トイレへ行きたい!!


時計を見ると、20分はやっておりました。

それでは、ユニットへ戻ろうと、まだ、やって
おられる方々に向かって、母が言いました。

ごきげんよう~

さよなら、でもなく、その場から去るには、
適した言葉だと存じます。


この頃では、作業療養士さんを始め、集まって
くる皆さんも、言うようになりました。

それも、それぞれ、ちょっと、気取って・・・。

それでは、皆様、ごきげんよう。

010

今日は、乳癌の手術をした友人のお見舞いに
行ってきました。

どうも、1年前くらいから、変だというものが
あったのだそうです。

そこで、意を決して、検査をしたところ、
早期の癌であることがわかりました。

脇のリンパは3つ取ったのだそうです。


そういう彼女の顔は、癌宣告後のやつれ果てた
状態ではなく、憑き物が落ちたようなすっきり
としていました。

あんずさん、何でも早く検査した方がいい、
よくわかったわ。
貴女も、気を付けてね。