毎週火曜日、母の施設(特別養護老人ホーム)で
ボランティアをやっています。

週に一度、喫茶店と称し、1階ホールでコーヒー
マシンで淹れたコーヒーをを入所者さん達に
出すことです。

パン屋さん、雑貨屋さん、ヤクルトさんが
来て、簡単な買い物も出来ます。

そのボランティアはご近所の方2名とアタクシ。

先の火曜日に、そのうちのお一人が自家製の
ゴーヤを持ってこられました。

喫茶担当職員さんを合わせると数が足りずに、
家で殆ど、炒め物をしないアタクシは、辞退
しました。

火曜日は、そのボランティアをしてから母の
面会へ行きます。


で、翌、水曜日は施設に用事がない限り、面会
へは参りません。

そこで、一昨日の水曜は、逗子に住むクラス
メイトと夕食を一緒にすることに。

アタクシの最寄駅、JR衣笠駅から逗子駅には、
10分強で着きます。


彼女もまた、認知症のお義母様を在宅介護した
経験者。

介護の先輩として、話を聞いて貰っています。

その彼女のとの会話の最中のことでございます。

一人暮らしの、それも料理が苦手なアタクシ、
外食となると、日頃、作りたくとも作らない
ものを頂きます。

サンマ定食を頼み、

焼き魚はまず、しないから。
家ですることは、野菜をチン、だわね。

と話しながら、頭の中で、次に、火曜日の
ゴーヤのことを言うつもりでいました。

ところが、瞬間に、頭の中が真っ白になり、
言葉に詰まってしまいました。

アタシ、何を言おうと思ったんだろう?
あら、ヤダ。えーっと・・・。

彼女が、「料理の話よ。」と言ってくれて、
そうだ!ゴーヤをどうやって食べるかが、
わからずに、貰わなかった話やった!と思い
出しました。

顔が分っているけれど、名前が出ないという
パターンではなく、いきなり、言いたいことが
わからなくなるという初体験でした。

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在宅介護中に、週に2回、母を診てくれていた
地域提携医から言われていたことがあります。

何を食べたかを思い出せないくてもいいんです。
でも、食事をしたかどうかを、忘れてしまったら、
専門医に診て貰って下さい。