この頃、施設(特別養護老人ホーム)の母の
ところへ面会に行くと、部屋の引き戸を開けて
おきます。

すると、ワンコ達が代わる代わる、やってくる
からなんです。

必ず来るのが、トイプーのココちゃん。

ココちゃんは、柳の下の二匹目のドジョウを
狙ってやってくるんです。

体高(人間の身長にあたる、犬の大きさを示す
基準の1で、地面から肩までの高さ)が長い。
その上にジャンプ力がある。

それを利用して、ベット後方のチェストの上に
置いた、海苔巻をビニール袋ごと、下に落とし、
1本丸々、食べてしまいました。

以後、虎視眈々とアタクシが来ると狙うためで
母のお見舞いではございません。

ミック君は、アタクシに抱っこをせがんでやって
くる。

大喜クンは、散歩に連れて行ってとやってくる。

お見舞いといえば、文福。

彼は、母のベットの上へダイブしてくれます。
しかし、膝を強打した母には、痛いお見舞い。

そこで、M.ダックスのジロー。
白内障で目が見えないので、鼻先に手を出して
驚かせないように抱き、母のベットの上にそっと
置くと、大人しくそのままの格好でいてくれる。

母にとって一番の見舞客のようです。

017


先日、ミック君のお母さんが、母の部屋に顔を
出してくれました。

寂しいから、早く治ってリビングに出てきてね。

なんとも、嬉しい言葉。

しかし、耳の遠い母でございます。
外面ヨシコさんのお愛想笑いで誤魔化しており
ました。