母の施設(特別養護老人ホーム)のユニットに
着き、母の部屋に行こうとしたら、はす向かいの
ミック君のお母さんの部屋の扉が開きました。

挨拶をすると、言われました。

今日、お母さん、どうしたの?
食事のとき、いなかったわよ。

えーっ、また、なんか、駄々をこねたのかいな。


部屋では、ベットの背を起こして、テレビを
見ていました。

しかし、テレビは、ラクビーの試合でしたが。

アタシ、何をどうしていいのか、わからない
のよ。

一人で部屋にいるのが、どうも不安に感じる
ようです。

何かしようとか、考えんと、安静にしててや。


今日は、いつものマッサージと爪切りを。

そうこうしているうちに、窓の外が少し暗く
なってきました。

母は時計を見て、言いました。

アナタ、4時半よ。帰らなくて大丈夫?

へっ、一緒に帰る!って言わんやん。

そう言われると、アタクシのお尻はムズムズ。

早速、リビングでお茶を飲もうと部屋から連れ
出しました。

すると、そこに、ミック君のお母さんがいま
した。

お話しをしてわかったのは、今朝は、気分が
悪くて食事をしなかったそう。

なるほど、朝食は食べず、昼食もずらしたよう。

だから、母と会わなかったというわけ。


気分が悪いと、なんだか、死にそうな気がする。

ミック君のお母さんが、そう言いました。

母は、

そんなこと、考えちゃだめよ。人は、簡単には、
死なないんだから。
アタシに出来ることがあったら言ってね。

ミック君のお母さんを励ましていました。

おっかさん、アッパレやねえ・・・(ため息)

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介護友の方から、膝の痛みに効くというアロマ
入りのクリームを紹介されました。

数点ある中で、一番安価なものを注文しました。

すると、アメリカからの直輸入で、時間がかかり
ました。

ほんの少し安いだけでした。

変なところでケチるものではありませんね。