母の施設(特別養護老人ホーム)では、集団
作業療法と証して、母を入れて7名がそれぞれ、
出来ることをやっています。

同じものを作ったこともありましたが、母と
若干名には、指示をされても作ることが出来
ませんでした。

そこで、出来ること、例えば、母は、以前、
塗り絵をしていましたが、今はそれは無理で
運針をしています。

毎回、針を動かしながら、

運針をするなんて、久しぶりよ。
小学校以来だから、50年前かしら?


おいおい、おっかさん、小学校なんていうと
80年前になるんやけれど。

えーっ、これ、ママが3日前にやったんよ。
ほら、きれいに出来てるやん。

あら、そうなの?
そうね、このあたりは、真っ直ぐ縫えてるわ。

たぶん、歪んだところは、アタクシがやった
と言いたいのでしょう。


母はアタクシが連れ出し、一緒にするから、
やっているだけで、スタッフさんが勧めても
拒絶することでしょう。

週に2日ですが、ユニットの外へ出ることと、
クリアな入所者さんと話をすることを目的と
して、参加させています。

会話はチグハグで、母自身はそれがおかしい
とはわからない。

ま、いいっか。

子の心、親知らず。

014

集団作業療法に母を連れ出す本当の理由は?

母と一対一の会話をしてなくて済むからです。

鬼娘の考えること・・・。