どちら様でしたっけ?


午後4時少し過ぎに母が居る施設(特別養護老人
ホーム)に面会へ行きました。

帰る時間を夕食の配膳が始まる午後5時に合せて。
今日は日曜でしたので、集団リハビリもなく、
面会とユニットにいる犬の文福の散歩だけ。

母を部屋から連れ出して、スタッフさんに
トレイへお願いすると、面会時間は無事、終了。

次に文福との散歩の準備をしているとトイレを
終えて、リビングの母の定位置についたよう
でした。

お隣に座るミック君のお母さんは、すでに、
テーブルについており、どうも、母は声をかけ
られたようなのです。


えっ?、どちら様?、そんな、一気も一気で
認知症の症状が進行するわけがない・・・。

すると、母の大きな声が続きました。

あのね、この頃、アタシ、とても忘れっぽい
のよ。
貴女のこと、わかることはわかるんだけど。
すぐに、忘れちゃう。


認知症を発症しているかどうかを判断する、
簡単な方法としては、昨日の食事の内容では
なく、食事をしたかどうかを憶えているか
どうか。

この頃のアタクシは、食事をしたことは覚えて
いるものの、何を食べたかが、スッと出て
来なくなりました。

そういうとき、「食事をした」ことはわかって
いるんだから、大丈夫と自分に言い聞かせて
おります。


ミック君のお母さんのこと、母はいつも見て
いる人だとはわかっていると思うのです。

名前を覚えることは、もうありませんが。

002


自分が忘れっぽいのだとわかっているだけ、
認知症が進行したとは思えません。

忘れっぽいから、そう思うこともなくなって
くれば、アタクシのことも忘れてしまうので
しょうね。

その境はどうなるのかと思っている鬼娘です。


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