違うでしょ!、それはママのことじゃあなくて
Sさんのことやないのぉ!

昨日の施設(特別養護老人ホーム)での行事、
海鮮料理屋での昼食の席上でのことでした。

母のユニットからは、穏やかな認知症気味の
ヒデ子さんと、元小学校教師だったSさんと
母の三婆が参加しました。

この元小学校教師のSさん、母の実家がある
庄内、鶴岡市の出身なんです。

更に、その小学校は亡き伯母が住んでいた同じ
地域でした。

何回か、母にはSさんは同郷だという話はして
いるのですが、すぐに忘れてしまう。


昨日は、母の前にSさんが座られたので、

ママ、Sさんはね、鶴岡の出身なんよ。
それに、○山小学校の先生だったそうや。

すると、母は、初めて聞いたと言い、

アタシもね、父母が鶴岡なのよ。
姉がね、知ってる?○藤っていう機屋の嫁なの。

おっかさん、そんな個人的なことを言っても
知ってるはずないやん。


しばらくすると、母の頭から、Sさんのことが、
離れなくなってきたようで、同じような内容を
口走るようになりました。

はいはい、何回言っても、知らないもんは
知らないんよ。


あのね、アタシの姉は○山小学校の先生をして
いたのよ。

えっ、そうやないよ。何を言ってんねん!

いつの間にか、母の創作になってしまいました。

横で、母とSさんの会話を聞いていたスタッフ
さんが笑いながら、

アハハ、いつものこと。
会話の始まりは、毎回、初めまして、ですしね。
内容は正確でなくても、いいんですよ。

005

今日は、母の面会には行かず、ちょっとお仕事で、
お隣の逗子駅前へ。

同じ疲れでも、ちゃいますねえ。


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