今回は、排泄というデリケートなことを話題と
しますので、ドン引きされる方もおられると
思います。ごめんあそばせ。
母の施設(特別養護老人ホーム)では、排泄に
ついては、ルーチン化されており、さらに、
1日の量と質は、きちんと個別にメモされて
います。
それで言うと、母の「とき」は午後3時から
夕食前。
例えば、面会で母の部屋に入ると、ほわ~んと
臭うことがあります。
で、ポータブルトイレの蓋をあげてみると、
あるんです。
本日のことです。
あと10分で、夕食のためにリビングに出ると
いうときに母が言いました。
プウがしたくてやったら、出て来ちゃった。
はいはい、じゃあ、ちょっと待ってってや。
スタッフさんを呼んで来るから。
わかった、待ってる。
スタッフさんが、替えのリハパンと暖かい
おしぼりを持って、部屋に入ってきました。
あんず、アタシ、どうすればいいの?
母の言葉を聞き、こりゃ、部屋から出たほうが
いいと思いました。
骨折で入院したとき、便意を催した母に対し、
看護師さんを呼びました。
テキパキとオシメを外し、取り替えて貰って
いる際、母がアタクシに怒鳴りました。
あんず!!、そこにいるんでしょ。
手伝いなさい!
すると、看護師さんが、アタクシに部屋の外へ
出るように指示されました。
ここは病院ですから、ご家族の方がなさる
ことではありませんので。
リハパンを履いたまま、ポータブルトイレに
座った母は、
なんだか、どんどん、出てくるのよ。
どうすればいいの。
アタクシは、それに答えることなく、そっと
部屋から出てスタッフさんにお任せしました。
処置が済み、母の部屋に入ってみると、
あら、来てたの?
スタッフさんの処置の様子を、少し見ており
ました。
リハパンの両横の薄い部分を、手でビリビリと
破き、便器に座っている母から、リハパンに
やったものが漏れないように取り外していました。
なるほど、破るという方法があるんだと現場の
やり方に感心しました。
ブログをお読み下さり、有難うございました。
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コメント
コメント一覧 (7)
ここ数日は 秋晴れで 何処かに爽やかな空気を吸いに出かけたくなります。
介護の八割は 排泄処理ですね。
元気なとき、オムツを着けてまで生きていたくないわーと よく言ってましたっけ!
それが オムツ交換の度に 暴言と暴力の激しいこと
抵抗=恥じらい ということは理解しているものの あの匂いに耐えながら汗だくで処理しているのに いい加減にして!!
生きるって 残酷だな~って 思います。
とんちんかんな会話や繰り返す言動、これらもしんどいですが、やはり一番辛いのが排泄処理です。
実母ですらトイレに数回付き添って、ほんとに食欲なくしましたから、義母の排泄処理は考えられません!
リハパンを破るのですか…初めて知りました。
介護の辛さは介護をしたものにしかわからない。
そう思うと、周囲の友達の中でも愚痴れる人が限られてきて、以前のように会って話したい!と言う意欲も元気も失せつつある今日この頃…
ほんと神経やられかけてますわ。
みなさま 排泄の解除は本当にご苦労様です。私もおなかが緩い母の処理に困りはて あげくに トイレを詰まらせた経験もあります。においもねえ・・・
リハパン破るのは 赤ちゃんもそうするのですよ 寝かせて おむつをぬかせるより おむつを破ったほうがずっと簡単だし、汚れが広がりません。子育て中のお母さんならみんなやってるとおもいます。 ま、しょせん 希望も夢もある子育てと 老親の介護じゃあ 違いますものねえ。
くま母の旺盛な食欲を見るたびに 微妙な気持ちです
はぐ なで よし 送るね ヘタレくま
「生きるって 残酷」
ほんに、その通りだと思います。
排泄を他人に頼らざるを得ないのは、私達にも
将来、関わること。
赤ん坊のものは、よくて、
大人のものは・・・なんですよね。
施設での排泄処理は、よほどでないとしません。
母を待たせても、スタッフさんを呼びにいきます。
おっしゃる通り、介護の辛さは介護をした者にしか
わかりませんよね。
介護に携わっていない人には、介護の話を聞いても
ピンとこないでしょうね。
子育てしたことない私は、リハパンを破ることが
オシメになって取り替えるんだとやっと、わかりました。
確かに汚れが広がりませんものね。
ほんに、赤ん坊と一緒なんですね。
そそ、母の大のものは、ユルイです。
どうも、わざとそうしているみたいです。
暑くて、エアコンや冷房を入れて、
鼻がグズグズで、鼻水タラタラで、ツライくて
ヘタレ状態です。
「 解除 は間違い 介助です 」
了解です。