母の居る施設(特別養護老人ホーム)では、
平日の午後4時から、集団リハビリがあります。

毎日ではなく、週に2日~3日、各ユニットから
希望者が1階地域ホールに集まっています。

それぞれが、出来ることや、やりたいことを
やっています。

塗り絵、折り紙、編み物、毛糸のボンボン、
刺繍、と、母がやっている運針と様々です。

この頃、新規に入所された方の中に歌の好きな
方がいます。

塗り絵をしながら、口ずさんでおられます。

越後獅子の唄、旅の夜風、誰か故郷を思わざる、
ご本人いわく、霧島昇のファンなんだそうで。

すると、周りの方々がつられて歌っています。


作業療法士さんから、霧島昇のファンの方へ、
何年生まれですかと質問されました。

昭和13年よ。

それがきっかけで、「あたしは、昭和8年。」とか
皆さんが言い出しました。

大正時代は一人もいませんでした。

どうも、昭和8年の方が一番年上なようで。

作業療養士さん、母に気が付いて聞いてくれ
ました。

みっちゃんさん、何年生まれですか?

そのとき、母は、周りの話なんぞ、耳に入らず、
集中していました。

ママ、何年生まれなの?

アタシ?、大正13年11月生まれよ。


おっかさん、まだ、ちゃんと覚えているんやね。

皆さんから、母は言われていました。

えーっ、そんな年に見えない、お若い!!

すると、母は、とても嬉しそうに、きゃはっと

あーら、そお?


幾つになっても、若いと言われると嬉しい
のかもしれません。

002


懐メロを聞きながら、アタクシが老人ホームに
入って、鼻歌を歌うとすれば、何を歌うのかと
思いました。

アタクシの子供時代は、GSサウンズ。
それは、歌えないし。

ユーミンかな?



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