今日の母は…。

まだ、咳は出るものの、熱はなく、食欲もあり
元気でございました。

おやつに、みかん半分とプリンを食べ、ご機嫌
さんだったのですが…。


それは、もうじき、夕食というとき、突然に
始まりました。

いつもならば、ベットで布団を被っている母を
着替えさせて、リビングに連れ出すのですが、
風邪のため、自室で食事を頂いております。

だもんで、配膳はいつもより遅いのです。

アタクシは、施設(特別養護老人ホーム)から
去りたくて仕方ございませんでした。

それなのに・・・。   


今日のアタシのこれからの予定は?

これからって、ご飯を食べて、寝るんやけど…


これをきっかけにして、

ここは、どこなの?、病院なの?

こう言われてしまうと、施設というわけにも
病院だと明言も出来ず、むにゃむにゃ、と
口ごもるばかり。

すると、母は、しつこく、聞いてくる・・・。

病院って、誰が建てたの?

誰がぁ?って、施設長兼理事長の人なんやけど。

じゃあ、何?、施設なの?
アタシの家はないの?

そうや!!、アータの家はないんよ!
とアタクシは言いそうになりました。


母はどんどん、ドツボにはまっていく・・・。

アタシの兄弟は?、どうしてるのよ。

母は末っ子のため、若い頃から上の兄弟姉妹が、
面倒をみてくれていました。

こうやって、アタシが病院だか、施設だか、
わけのわからない所に入れられてしまっている
のに、誰も、面倒をみてくれないという母の
気持ちが、バシバシ感じられました。

阿部さん(母の叔父のこと)は?

この母の叔父様は、戦後すぐ、東京で親代わりに
なってくれていた人。

ママは95歳やのに、なんで兄弟が生きてるんや。
ましてや、叔父様の阿部さんがいるねん!


こんなやり取りがエンドレスに続き、アタクシの
苛立ちはMAXに近くに。

その苛立ちが母に伝わったのか、


なんで、アタシはこんなに長生きしちゃたのよ?
死んじゃえばいいのよね。

介護をする方には、おわかりになると思いますが、
「死んじゃえばいいのよね。」と言われたときは、
チクチクどころか、グサリグサリと胸を突かれる
のです。

こうなると、アタクシも噴火してしまうので、
母にはトイレへ行くと言って、スタッフさんに
事情を話して、帰りました。


認知症だとわかっていても、ついつい…。


明日は、パソコンの接続もあるので、面会に
行かない予定です。


IMG_005

今年一年、このブログにお立ち寄り下さり、

お読みいただき、ありがとうございました。


来年もよろしくお願いいたします。


パソコンの接続には、苦心中です。
コメントのお返しが遅くなりますが、ご容赦
下さい。


皆様、よいお年をお迎えくださいませ。


※ やっと、元旦の午前中にネットにつなぐ
ことが出来ました。

スマホからの投稿は、アタクシには大変でした。
手直しをいたしました。


ブログをお読み下さり有難うございました。
応援、よろしくお願いします。



 
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