集団リハビリを終えてユニットに戻り、廊下で
スタッフさんに車椅子を押して貰うと、母は、
アタクシが面会に来たことを忘れてしまいます。

帰る支度をしているときに、ベランダへ出る
ガラス戸のところに、眼鏡を置いてきたことを
思い出しました。

その場所は、母の視線の先。

ウロウロすれば、母はアタクシが面会に来たと
思い、時刻的には、まさに、夕暮れ症候群。

「家に帰る」と言い出しかねない。

明日は面会する予定はないので、眼鏡を持って
帰らないと・・・。

意を決して、母に見つかるのを覚悟で、小走り
して取りに。

あれ、母は何も言わない。

母の方を見ずに動いたからかもしれない。

ユニットでは、この時間、夕食の準備で、
スタッフさんもウロウロしているので、どうも、
その一人だと思ったらしい。


さあ、帰ろうとリビング前を通り過ぎるとき、
ミック君のお母さんが、アタクシに気が付き
ました。

アタクシが手を振ると、ミック君のお母さんは、
笑顔を見せて、頭を下げてくれました。


005

作業療法士さんによると、集団リハビリは、
面会禁止中も続けるとのこと。

母はアタクシが連れ出さない限り、

アタシ、行きたくない。

と、ベットから出ないでしょう。

そうなれば、認知症も少し進行するかな。


ブログをお読み下さり有難うございます。
応援頂ければ、幸いです。よろしくお願い致します。





人気ブログランキング

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村