集団リハビリを終えてユニットに戻り、廊下で
スタッフさんに車椅子を押して貰うと、母は、
アタクシが面会に来たことを忘れてしまいます。
帰る支度をしているときに、ベランダへ出る
ガラス戸のところに、眼鏡を置いてきたことを
思い出しました。
その場所は、母の視線の先。
ウロウロすれば、母はアタクシが面会に来たと
思い、時刻的には、まさに、夕暮れ症候群。
「家に帰る」と言い出しかねない。
明日は面会する予定はないので、眼鏡を持って
帰らないと・・・。
意を決して、母に見つかるのを覚悟で、小走り
して取りに。
あれ、母は何も言わない。
母の方を見ずに動いたからかもしれない。
ユニットでは、この時間、夕食の準備で、
スタッフさんもウロウロしているので、どうも、
その一人だと思ったらしい。
さあ、帰ろうとリビング前を通り過ぎるとき、
ミック君のお母さんが、アタクシに気が付き
ました。
アタクシが手を振ると、ミック君のお母さんは、
笑顔を見せて、頭を下げてくれました。
作業療法士さんによると、集団リハビリは、
面会禁止中も続けるとのこと。
母はアタクシが連れ出さない限り、
アタシ、行きたくない。
と、ベットから出ないでしょう。
そうなれば、認知症も少し進行するかな。
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コメント
コメント一覧 (4)
今気付きました。
あんず様の面会がお母様の認知症の進行を遅らせているのですね。
私は昨年自身の治療で面会は月に数回でした。洗濯物もレンタルにお任せてしていました。入所から2週間程で孫のことも分からなくなりました。その時の驚き(後悔)は今も忘れられません。確かにあんず様のお母様の入所されてる施設は本当に羨ましく行き届いた気持ちの通じる所だと思います。でもそれ以上に家族の接点は大事な事なのですね。今更ながら介護は在宅も施設も病院も気持ちの上では変わりなくことある毎に介護人の気持ちに複雑な思いがのし掛かって来るものなのですね。
無理やり、入所させたという後ろめたさから、
私に出来ることをしようと思い、衣類の洗濯は
してきました。
それと、乾燥機に入れれば、縮んでしまう、
と、せこい考えからでもあります。
確かに、頻繁に行くから、覚えているんで、
半年に一回しか行かない兄のことは、ほぼ、
忘れています。
ま、半年はないかと思いますが、長期になれば、
忘れてしまうでしょうね。
そそ、在宅も、施設も、病院も、介護は変わりせんね。
毎日変わりなく会いに行く事は…ほんとに介護側には、ほんとにほんとに結構な負担ですよね…
『神様が決める』の記事で手荒れの対処教えて頂き、ありがとうございました。
たっぷり塗る…顔にすらケチって塗ってるから、手には更にケチってるかも 笑
やっぱ、それがいかんよね 笑
大腿骨を骨折して手術後、兄は、在宅介護を希望しました。
しかし、そこで、姪が一言。
「在宅介護するなら、お父さんを含めて、三人で交代で
ということになるよ。」
それで、施設に入所になりました。
母も施設とは思わなかったでしょう。
今でも、入所させたという負い目というか、
心のチクチクはなくなりません。
それで、出来るだけ、施設に行くようになりました。
自己満足と言われるかもです。
手は、昼間もこまめに塗るほうがいいようですが、
ついつい、手を洗って、そこにクリームとなると、
また、洗いたくなる・・・。