ハッピー・ハイポキシア

またまた、訳がわからないというか、理解する
までに時間がかかる横文字がありました。

このところ、新型コロナウイルスに感染して、
自宅療養や宿泊療養中に亡くなる方が多い。

それも、急激に症状が悪化するようです。


県によると、男性は亡くなった昨年12月11日の
朝の健康観察で体温37・8度、血中酸素飽和度
86%で、せきと息苦しさはないと回答。

86%の値は「数字を見た段階で医師につながない
といけない」(県幹部)とされる低水準だが、
県側は医師につないでいなかった。

県によると、この点について検証委員会の
メンバーで医師免許を持つ弁護士の児玉安司氏が、
コロナの特徴として「それほど苦痛を訴えず
悪化することがある」と指摘。

呼吸器内科の専門の医師にもヒアリングした
ところ、同じような意見が示されたという。

コロナ療養者死亡の検証委
「苦痛なく血中酸素低下も」


この「血中酸素飽和度が低下しても苦痛を
訴えず急に悪化する」という状態のことを
ハッピー・ハイボキシアということです。

ハッピー・ハイボキシアとは「幸せな低酸素状態」
なんだそうです。


通常の我々が血液の中に持っている酸素濃度、
酸素飽和度というが通常96%から98%ぐらい
あるわけですけども、時に70%、60から50%と
いうそういう(低酸素)状態でも患者さんは
苦しくなくて話せる、会話ができる、そういう
状態からハッピー・ハイポキシアという言葉が
使われている。

つまり、酸素濃度が足りてない状態でも自覚
症状がなく、普段通りふるまっている状態が
ハッピー・ハイポキシアだといいます。

ハッピー・ハイポキシア…
言葉と正反対の危険な状態


母とまだ認知症を発症する前に延命治療について
話をしたことがあります。

余計なことをしなくていいのよ。
でもね、息苦しくなるのは嫌だからね。

たぶん、これは、肺がんで亡くなった父が、
入院中、息苦しさを訴えて病室の窓を数センチ
単位で母に開け閉めをさせていたことが影響
していると思われます。

今は、父の病状のことも逆に忘れていて、
「息苦しさ」への恐怖感もないと思われます。

いわゆる、認知症は神様の贈り物と言われる
所以でしょう。

018

Stay Home & Keep your social distance

基本に戻って、こまめに手洗いにマスク、
消毒を忘れずに。
なるべく、不要不急の外出は、やめましょう。
大切な人のため、自分自身のために。

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