このところ、「マンガ認知症」を読んでいます。
今日は、耳鼻科で花粉症今シーズン最後の
ゾレアという注射を打ってきました。
往復の電車の中で、読んでいるのですが、
本にカバーをかけず、そのままで。
少し前まで、「認知症」という文字が見えない
ように本にカバーをかけたものです。
アタクシ自身が、だんだん、認知症に近づく
年代になったからもありますが、「認知症」が
ごく当たり前になったからです。
「認知症」に対する母の反応をみると、そう
ではなく、一種、恥だいう感覚を持っていた
と思います。
亡き、上の義姉の母親が、認知症で施設に
入所したと聞いたとき、母が言いました。
やっぱりね、認知症は遺伝なのよ。
アタシの家系にはないもの。
とんでもございません。
母のすぐ上の姉、伯母が認知症を発症しており
ましたから。
在宅介護中にアタクシは母を脳梗塞の検査の
ためとだまして、脳神経内科のもの忘れ外来
へ連れて行き、検査を受けて貰いました。
結果は、勿論、アルツハイマー型認知症の診断
でした。
以来、母の診断書には、「認知症」という病歴が
つくようになりました。
頑固に言い張る母とちゃう!違う!と怒鳴る
アタクシとの衝突の最後は・・・。
ママはね、認知症なんよ。
すると、母は目を吊り上げて、否定する。
なによ、証拠があるの?
アタクシは、印籠を翳すが如く、診断書を母に
突きつけました。
ほら、ここや、ここにあるやろがっ!
それを見て、母は、一気にシュンとなりました。
ほれ、みたことかと鬼娘は、鼻息を荒くしたもの
でした。
母にとっては、認知症は屈辱だったようです。
アタクシ達、娘は、母親とは違い、あるがまま、
認知症を受け入れると思います。
それは、時代が認知症を表に出し、アタクシ達が
学んでいるからですよね、と思っています。
Keep your social distance & Stay Home
丁寧な手洗いに、消毒を忘れずに。
飲食はいつものメンバーで静かに。
話をするときは、マスク着用で。
お花見は立ち止まらず、歩いて、歩いて。
健康にもいいのでは・・・
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コメント
コメント一覧 (4)
こんにちは
義母にひとつ後悔している事があります。
認知症と診断されたとたん それを印籠の如く天下を取ったの如く
私は認知症なんだから…と言ってしまった事。
認知症と言い放った、その先にあるものは何であったか… 何を意図して言い放ったのか、
認知症なんだから、言う事を聞いてもらうから、
事を上手く運ぶ為の色んな意味でのこちら側の
理由。
言われた本人の気持ちを一切考えられなかった。
貴方はガンです、余命は◯◯です、と宣言されたのと同じ様な恐怖、失望、認めたくない抵抗。
深く理解してあげれなかった後悔がひとつ。
自分が自分で無い感覚、失なっていくであろう絶望感は言葉に例えようが無かったろうに、
進行具合は人それぞれだと思いますが 真綿で締め付けられていく感覚 私は耐えられるだろうか
いくら知識を盛り込んでいても知識より感情…
きっと知識は即座に遠のき 我が身と対峙するのは自分自身 ジワジワな真綿に締め付けられる苦しみの経過を飛び越え 即座に何も分からない思考ストップな状態にならないかしら?そんな旨い話しないかぁ…
母は軽度の認知症 先はまだ遠く 苦しいやろうなぁ…。
昨日、録画しておいた【監察医 朝顔】の最終回を観ました。
若年性認知症と想われる父親の進行を、とても早く感じました。
でも、専門書には若年性の方が進行が早いとも記されていたので、
アリなんだろうな・・・と。
朝顔親子・夫婦のように、認知症を受け入れることができたら、
患者は幸せかもしれません。
遺伝であるならば、100%の確立であたしも発症するはずですが、
まぁ、少しばかりは抗ってみたいと思っています(苦笑)
取り敢えず、ならないために今できることをする!
なった時は、流れに身を任すしかないのかな、と、思っています。
母と言い争うたび、最後の手段は、診断書を見せて
黙らせていました。
「認知症なんだから、言う事を聞いてもらうから、
事を上手く運ぶ為の色んな意味でのこちら側の理由」
その通りです。
母は自分から認知症とは言いませんでしたが、
今の施設に入所してから、「頭がバカになった」と
言い出しました。
認知症の自覚は、あるんですね。
長谷川先生の本によると、全くわからないということはなく、
不安を感じるときもあれば、そうではないときもあると
ありますよね。
そのバランスが認知症の進行とともに、わからないことが
多くなっていくんですね。
それがジワジワと、ということになるんですね。
飛び越えられることはないでしょう。
実際に、発症してみないと、これもわからない・・・
朝顔も、俺の家も、最後の回を見ることが出来ませんでした。
録画はないので(笑
若年性認知症は早いです。
母より2ヶ月後に入所したココちゃんのお母さんは、
72歳で若年性認知症でした。
1年間であっという間に進行し、母と会話が出来ていたのに、
昨年、最後にお会いしたときは、無表情でした。
それと、男性のほうが、若年性でなくとも、進行は
早いと思います。
認知症、絶対ならないということはないですし、
ほんと、なったらなったで、おっしゃるとおり、
流れに身を任せ、ですね。