014

父と娘の認知症日記 : 認知症専門医の父・
長谷川和夫が教えてくれたこと


今日から、↑この本を読んでいます。

長谷川先生のお嬢さん、南高まりさんの視点から
先生の認知症を語っています。

ですから、若い頃の先生のお話もあります。

その中で、気になったことが・・・。

大病院の勤務医を退職されてからは、ご子息の
クリニックで週に二回、診察されていたとのこと。

診察にあたっては、いくつかの原則を持って
います。

第1はゆったりとした時の流れの中で診療を
進めること。
面接ではご本人の答えが出るまで、しっかり
待つことを心がけています。

第2の原則は、認知症の方と介護するご家族を
一緒に診察すること。
ご本人の背後で隠された形で家族と話すことを
避けたいのです。

第3の原則は告知です。原則としてご本人にも
告知します。
しかし、初信の当日にストレートに告知する
ことは控えます。


母に対しては、この長谷川先生の原則とは、
全くの正反対でした。

医師との診察がゆったりしているわけでもなく、
アタクシとの生活も、母の意志よりもアタクシの
都合が先だったかも。

ケアマネさんとの話も、まずは、母とケアマネ
さん、つぎに、場所を替えて、母に聞かれない
ようにして、愚痴る・・・

告知はしませんでしたが、母と丁々発止状態に
なり、頭にくると、アタクシは叫んでいました。

ママは認知症なんや!!


認知症の母が慮れないのではなく、アタクシが
母に寄り添うことをしなかったんだと思います。

そう反省もしながらも、あの悪魔の母に寄り添う
のは出来なかったとも思うのです。

009

Keep your social distance & Stay Home
変異種のウイルス。
感染力も強く、重症化するのも早いようです。
それでも、ウイルスに付き合って行くほか
ありません。
そのためには、従来通りの3つの基本。
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける

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