前回の家庭料理研究家の土井善晴氏の「食を
考える」からの続きです。
一汁三菜はぜいたくです
もともと日本の家庭はほとんどが農家で、
一汁一菜が生活のベースでした。
仕事が忙しいですし、経済的、時間的な余裕も
ありません。
昔は水をくんだり、まきを用意したりもしないと
いけなかった。
ですから、基本は一汁一菜でいいんです。
それ以上のことはできない。
朝日新聞 Reライフnet.より
土井先生によれば、「一汁三菜」は戦後の日本の
家庭料理の定番で、日本人の体格改善のため
だったそうです。
一汁三菜とは、ご飯とみそ汁に加えて、主菜の肉
または魚、副菜が二品という感じでしょうか
古希を迎えた友人が、まだ、独立していない
息子のために、毎日、一汁三菜ならぬ、四菜
以上、夕飯とお弁当を作っているとのこと。
息子が居なければ、コンビニのおにぎりだけで
いいよねと主人と言ってるの。
ご主人様には?と聞くと、
主人も私も高齢者なんだから、一汁一菜で
いいのよ。
要は、ご子息に食べさせたい一心で作って
いるようです。
土井先生、いわく、
まあ、とにかく料理をしてください。
料理することは愛することです。
料理することに意味があるのです。
一人暮らしでも料理する。
それは自立することです。
料理らしい、料理をしないアタクシ。
まだ、自立出来ていないようで・・・。
まだ、自立出来ていないようで・・・。
Keep your social distance & Stay Home
デルタ株感染が広がっています。
ワクチン接種をした人も感染しています。
感染予防は必要なことです。
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
夏のマスクは、周囲に人がいないときは、
外して熱中症にならないようにしましょう。
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コメント
コメント一覧 (4)
料理は、文句言われても食べてくれる人が必要です、「またこれ~」でも、一人だと食べるのいいや、になりますからね。でも、介護でお忙しい方は、私と同じに、冷凍食品とパックご飯も使って時間を有効に使われる方がいいと思います。冷凍食品は冷凍庫に入るだけ買っておくと、いざという時に威力を発揮しますよ。出来るだけバラバラな食材を買っておいた方がよさそうです。ショッピングセンターの冷凍食品で今はパスタが大流行です。
冷凍食品でもそのうちチョット工夫するようになると思います、チョット冷凍食品のパスタにキノコを刻んで入れたり、ブロッコリーをチンして、マヨネーズで食べたりし始めますので、料理は忘れないと思います。すみません(^^今日も乗り過ぎました。
母は認知症で全く話せなくなった父に、ご飯のおかずを3品も4品も作ってました。
話せなかったけど自力で食べる事は上手だった父は、母に「美味しいか?」と聞かれては頷きながら食べてました。
母が畑で作った作物を煮たり焼いたり炒めたりと上手に調理して、きちんと3食二人で食べてました。
87歳になった父が突然明け方意識朦朧として救急車に運ばれて病院で検査した時、「年の割りに大変健康状態がよいですね」と言われたのは、母の努力の賜物だと思ってます。
「3品も4品も皿に並べんでも、丼のようにご飯の上に乗せたらいいのに。そしたら洗いものも楽なんに」と私が言うと、「お父さんは味が混じるの嫌がるし」ときちんとしてました。
あの頃何品も作って二人で食べてた栄養が、今の母の体を支えているのでしょう。
私も作るのが段々面倒になってきましたが、ふとしゃきんとしてたあの頃の母のしていたことを思い出し、誰かのために料理できるのはきっと幸せな事なんだ、と言い聞かせながら…切る、茹でる、炒めるを繰り返してます。笑
例えば、豚汁を作ったときは、3日間食べ続けることに。そうなんですよね。毎日、同じ料理をたべるはめになるんですよね。野菜を買っても、同じものをチン!したり、フライパンで蒸してみたり・・・。在宅介護のときは、母用に多めに買ったものとか、残りものをわたしが食べていました。ブログでは紹介していないのですが、鎌田實先生の「鎌田式健康手抜きごはん」という本を買いました。まな板やガスを使わず、冷凍食品やレトルトを利用して、電子レンジをチンして作るいうものです。どちらかというと男性向けでした。本屋さんで覗いてみて下さい。
そそ、私も母がこんなに長生きなのは、きちんと食事を家族に作り、
一緒に食べていたからだと思います。
かりん様のお母様も、しっかり家族のためにお料理をされていたんですね。
お父様のことも大事にされていたんですね。
我が家も、父と子供達の献立は違っていました。
私達、子供には、カレーとか、中華丼とか、コロッケとか簡単な食事。
でも、父に対しては一汁三菜のでした。
現在の私の食事は、めちゃくちゃです。
反省します。