認知症を発症した母が、まだ一人でお留守番が
出来た頃、チョー短期間でしたが、バイト的な
お仕事をしたときがありました。

そのときに知り合った職場のお仲間がいます。

アタクシを入れて4人のオバチャン達。

一人は現在、抗がん剤治療中なので、会うことは
全く無理。LINEや電話で、お互い近況を報告する
などしています。


あんずさん、新聞に通販のサルエルパンツが
三本で1万円ってあるんだけれど、一口のる?

一番年上のウーさんからの電話でした。

でもね、ともちゃん(一番年下の人)が、
“あんずさんは、こういうズボンは履かない
人だと思うから、買わないんじゃない”って。
どう?

貴女はいつも、ストレイトのパンツスタイルで
スカートは履かないし、サルエルパンツのような
くだけたものは履かないわよね?


アタクシは、母が認知症を発症してからという
もの、スカートは全く履きませんでした。

母の病院への付き添いなど、一緒に行動する
場合、変形性膝関節炎のため、車椅子を使う
ことが多く、ズボンのほうが効率的。

さらに、もう一つ。

認知症初期だった母は、アタクシの洋服に対し、
母がよく見知っているはずのものにも、

アタシ、その洋服、見たことないわ。
新品なのね。

言われる度に、言い返していました。

これは、昔からよく着ていたもんや。

そのうち、いい加減、うんざりして、毎回、
同じものを着ていました。

綿パンに、〇ニクロのポロシャツ。

それも、いつも、同じものを着ていました。
そして、ヘアスタイルもゴムでいわくひっつめ。

そのうち、外出して誰かと会うときもそういう
服装となってしまっていました。


そんな説明を介護の経験のないウーさんにすると
同情してくれました。

そういえば、付き合って10年になるけれど、
スカートを履いてきたのは、2回しかなかったわ。


そんなやり取りをしましたが、今日、ウーさん
から電話があり、品物は4週間後の発送になる
とかで、やめたとのこと。

在宅介護を思い出した一コマでした。

026

今でも、母と面会するときは、綿パンにポロ。

それがアタクシと思わせるために・・・。


Keep your social distance & Stay Home 

デルタ株感染が広がっています。
ワクチン接種をした人も感染しています。
感染予防は必要なことです。
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
夏のマスクは、周囲に人がいないときは、
外して熱中症にならないようにしましょう。

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