一昨日のNHKスペシャルは


香川県の病院に、認知症の人が認知症の人の
悩みを聞く相談室がある。
相談員は先に認知症となった“認知症の先輩”

もし認知症と診断されたら、その後の人生を
どう生きますか?

認知症と診断され、落ち込み、なかなか前へ
進もうという気にならず、毎日悶々と過ごして
いた男性。

或る日、以前通っていた碁会所へ行って打って
みたところ、昔と変わらないことに気が付き
ました。

それが、きっかけで、“認知症の先輩”として
本人だけでなく、介護する家族の相談にのって
います。


認知症と診断された本人が一番不安であり、
苛立ったり、凹んだり・・・。

認知症の妻の介護をする夫が、変わってしまった
妻に絶望し、対応に悩み、相談に訪れる・・・。

デイへ行く際ご夫婦のやり取りが、アタクシと
母の会話と同じでした。

妻のバックの中からお財布を出す夫。
それを見た妻が、お金を払うのに必要だと夫に
抗議している。

ああ、そうだった。

母もお財布を持って行くと言い張りましたっけ。

規則でお金を持ってこないで下さいと言われて
いるんだからと何度言っても納得しない・・・。


妻には認知症の自覚がないがために、なんや
かんやと言う夫に対し、こうるさくて、自分の
ことを考えてくれない、ひどい人だと取材の
人に涙目で訴える。


介護を経験してみて思うのは、もし、以前に
戻って認知症の母に対して、違うことが出来た
だろうかと。

たぶん、以前と変わらず、テレビの中で相談に
きた夫のように悩むことでしょう。

ありのままに、母を受け入れられただろうか。
無理、と思う鬼娘が、今もいます。

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母のことを振り返るよりも、もう、アタクシ自身、
認知症になる可能性が大きい。

「認知症をどう生きるか」

診断されたときを覚悟しておきたい。

Keep your social distance & Stay Home 

デルタ株感染が広がっています。
ワクチン接種をした人も感染しています。
感染予防は必要なことです。
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
夏のマスクは、周囲に人がいないときは、
外して熱中症にならないようにしましょう。

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