眼科を受診すると必ず行う検査がありますね。
眼圧検査と視力検査。
認知症後期の母にはとても骨が折れる、折れた
ことでした。
アタクシからすれば、「車椅子から検査用の
椅子に移乗出来ますか?」と尋ねられても、
この頃の母を知りませんから、どのくらいの
介助で出来るのかもわかりません。
これは、もう、車椅子から動けません、で通す
他ないと思いました。
すると、まず、眼圧検査では大変なことに。
検査機はそれ用の椅子使用のみで、車椅子では
無理でした。
足置きから、足を外して機械の間に膝を入れて
足を延ばす。
その動作を指示しても、認知症の母自身は全く
わからずにいる。
顎を乗せようにも、車椅子では低すぎてしまう。
そのため、母が少し背伸びをする。
そして、「大きく目を開けて、そのままで」と
言われても、母は背伸びにくたびれ、目がトロン。
アタクシと看護師さんとで背中を押し、必死に
母に声をかける。
もう少しだから、頑張って目を大きく開けて!
うまくいかず、もう一度となると、母の目は
トロンとしてくる・・・。
うまくいかず、もう一度となると、母の目は
トロンとしてくる・・・。
視力検査は、機械化されていて、眼鏡を掛ける
と見慣れた円形が見えるらしい。
大きな声と、手振りが入って、まるで子供よう。
見る限り、反応はよい。
話かけないと、ぼーっとしている母。
早く、10分でもいいから、直接会って話が出来る
面会したいものです。

96歳で認知症の母には、検査は大変でした。
しなくてもいいようにならないものでしょうか。
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緊急事態宣言解除はウイルスがいなくなった
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まだまだ、感染予防は必要なことです。
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
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「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
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コメント
コメント一覧 (4)
他人事とは思えず、読ませてもらいました。
家の両親の特養も、外部の受診は、家族対応なんです。二人とも、大きな持病もないので、今のところ、そういうことはありませんが、そうなったら、私は、ちゃんと診てもらえる自信がありません。
今の、本人の体の動き等、細かい事は、ほんと、わかりませんものね。父は、なんとかなりそうですが、母は、難しいと、言います。何しろ、私の事は娘かわかってないと思いますし、スタッフさんとの方が、とてもいい笑顔ですから。
お母様は、大きな声が出て、まだ、理解力も、あるようで、本当にすごいですね。
家の母は、最近、もともと声は大きくはないのですが、震えるようになり、小さくなりました。マスクは、外して小さく畳んでしまったり、指先は、変わらず器用に動かしていますし、食事も、自分で食べているようですが、少しずつ、衰えてるのかなと、思っています。
本当に、10分でもいいから、直接会って、手を握ったり、背中をさすって、話しがしたいですね。
受診は、本当に大変そうでしたが、お母様との、時間が持てて、よかったですね。
急に寒くなりましたね。
母の洋服も冬物にしないと寒いかしら、と気になります。
そうそう、眼科での検査、厄介なんですよね。
車椅子だと、こちらの椅子に移れますか?と必ず聞かれますよねー。
いやいや、車椅子に乗ってるんだから無理なんだって!と内心思いながら、はぁ‥‥ちょっと難しいです‥と答える私。
検査機ギリギリまで車椅子を寄せて、足置きを外して、足を前に出して、、、という感じですよね?
足を前に!と言われても、本人はどうして良いかわかっていないので、私が手を出して母の足を動かしています(笑)。
何で、車椅子対応の検査機ってないんだろう?と思います。毎回、スムーズに検査が出来ません‥。
病院の付き添い受診も、一苦労です。
母の施設では、面会の制限が少し緩和され、ワクチン接種証明書みたいな物があれば、時間制限はありますがロビーでの面会が出来るようになりました。
次は何を話そうかと、あんず様のように毎回考えてしまいます。
みいこ様のお気持ち、痛いほどにわかります。
軟膏を二種類、それを混ぜて塗って下さいと先生から言われて、
施設の看護師さんに伝えました。
ユニットのスタッフさんが付けるのか、看護師さんがやって
下さるのか、それもわかりません。
症状が変わらないので、ひょっとしてと疑心暗鬼にも陥ります。
どうするかは、母本人が決められない。
延命治療の前に、こういう些細なことも、家族が決める。
当たり前なんですが、直接、面会してませんから、
普段の生活がわかりません。判断するにも、ちょっと・・・。
「食事が出来ること」これは重要なんですね。
母と会ってみて、実感しました。
診察を待つ間、肩をもんでいます。
ほんとは、爪を切りたい!!
今日は、いいお天気でした。
私自身の衣替えもして、ついでに母の下着も処分しました。
母の洋服もほんの少し、残してあります。
全部を処分する気にはならなくて・・・。
はるはる様もお母様の眼科の付き添いされたのですね。
そそ、私も思いました。車椅子対応の検査台も作るべきです。
車椅子での検査は初めてだったので、
「検査機ギリギリまで車椅子を寄せて、足置きを外して、
足を前に出して、、、という感じ」
まさに、その作業でした。母の足先を持ってここまでと
引っ張りました。
背中を押して、立たせるようにして、顎をのせて・・・
なんとか、すべきですよね!
1回目の診察の日は、とてもいいお天気でした。
「いいお天気ねえ」と母は何回も言いました。
そこで、私も、話すことがなくなって、言ってしまいました。
「今日は、いいお天気ね」