認知症初期の頃の母は、「死への恐怖」は
半端なかったです。

それで、パニック障害を起こすことがあり、
今の施設(特別養護老人ホーム)にお世話に
なっても、しばらく、抗不安薬を服用して
いました。

アタシ、一人で死にたくないのよ。
そのときは、ついて来てね。

生まれるとき、死ぬときは、人は一人なんよ。
なんで、あたしがついて行かなければアカン
ねんな!!

ハイハイと軽く流しておけばよかったのにと
少々、後悔していますが。

たぶん、今の母は認知症後期に入っていると
思われます。

「死への恐怖」もなく、というか、悪性で
あろうと良性であろうと気にもしない。

ただただ、「今ここ」だけ、そのときだけ
で過ごしているからでしょう。

この状態の母をみていて思うことがあります。

カトリックの教義の中に、「み旨のままに」
という言葉があります。

意味としては、「全ては神に任せればよい」
ということです。

今の母は、こういう感じで生きているんだと
思います。




カトリック信者である母が、その教義に添って
過ごしていることはありません。

信者であることも忘れていますから。

認知症は神様からの贈り物という他ありません。

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Keep your social distance & Stay Home 

新たに変異株、「オミクロン型」が発見され
ました。どんな変異株に対しても、基本の
感染予防は変わりません。
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」

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