お母様は頑張ったんですが・・・。
メルケル細胞癌の摘出手術を終えて、先生が
報告して下さった第一声でした
はあ、でも?って何かあったのかと息を飲んで
次の言葉を待ちました。
それがねえ、あと、一針縫って終わりという
ときに、突然の大声を出されてしまって・・・。
結果としては、5mm大の癌の塊りを摘出し、
細かいものも出来るだけ、取り切りましたと
報告を頂きました。
術後、不穏状態になり、形成外科の先生から
入院中の拘束への承諾書へサインして欲しい
とあり、勿論、サインしました。
病室に戻る前に手術で、目の周りを紫色に
した母と会いました。
やはり、少々、怒っている感じでした。
これが、後々になって・・・。
手術は終わり、結果も聞きましたから、あとは
看護師さんにお任せするだけ。
お帰り下さいとのことで、病院を出て、近所の
蕎麦屋さんに寄って帰ることにしました。
目の前に注文した物が、運ばれてきたとき、
病院から電話がありました。
あれから、お母様が帰る!帰る!と大騒ぎ
されまして、個室に移って頂くことになり
ました。
移られても、かなり荒れておられて・・・。
個室への承認と出来れば夜も付き添って頂き
たいのですが。
個室への変更は、入院前の聞き取り調査でも、
逆にお願いしていたくらいですから。
とりあえず、病室へ戻りますから。
せっかくの、新そばだったのですが、急いで
食べてというか、流し込んで、病院へ。
行ってみると、個室に居た母は拘束着でした。
鼻息荒く、金切り声を上げて、目を吊り上げ、
脱がせろ!と騒いでいました。
拘束着とパジャマの違いがちゃんとわかるんだ
とアタクシは違う点で感心していました。
看護師さんは、辟易したようで、
97歳のお年とは思えませんね。
アタクシは苦笑いするだけ・・・。
さて、この先、色々とあるのですが、長くなり
ますので、結論を。
ワンコのいるところに帰る?
と母の聞くと、帰る!!と即答。
詳しくは次回にお話しますが、昨日中に退院
しました。
(入院棟の中庭を4Fから)
施設(特別養護老人ホーム)からお迎えの車が
きて、母と一緒に帰りました。
午後4時には帰宅しましたが、クタクタに疲れて
そのまま、寝てしまい、目が覚めたのは、日が
変わる少し前。
気分的には、安堵感でいっぱい。やれやれ・・・。
色々とあり過ぎた一日でした。
Keep your social distance & Stay Home
新たに変異株、「オミクロン型」が発見され
ました。どんな変異株に対しても、基本の
感染予防は変わりません。
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
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コメント
コメント一覧 (6)
あんず様、ほんとにお疲れ様でしたね。
義母も圧迫骨折の時暴れて点滴を引き抜いたりしたので、やはり拘束着のお世話となりました。
ほんとにこの年代は元気ですよね。笑
母も今日は左目手術でした。
右目の手術の時と同様、2時間程繰り返しの点眼&更に1時間手術の順番待ちで待たされ、その間瞳孔が開いてきて見えにくくなり、それが更にストレスなのか…
またもやブツブツ文句を言い出し、「まだ帰れんのか?なんでや?見えにくいわ~」とイライラMAXで、目を擦ろうとする。
説明してもわかるわけなく、触るな擦るなの連続で疲れましたわ。
まさしく手足縛りたくなりました。笑
お母様も恐い思いをされたから…
お怒りは仕方無いですよね😓
イヤな記憶が早く消えて
穏やかに何時もの生活が送れますように…
あんずさんもお疲れ様でした
無事に手術が終わって安堵感でいっぱいです。
いっやぁー、読めば読むほどあんず様の気持ちがビンビン伝わり泣き笑いでした。
あ、ごめんなさい。
手術直後のお医者さんの言葉が怖すぎます。
あんず様の心中、お察しいたします(泣)
あぁ、だけど
やはり大正生まれのお母様はお強かった!
病院よりワンコのいる所に行きたいよね(涙)
あんず様の問いかけも母と娘のあったかさを感じられて…胸にじーんと沁みました。
わが家近辺のご町内も90代の親を看る方々が多くなりました。
回覧板回しただけなのに?お互いの介護の愚痴を語り合い思わぬ共感が沸き起こります(笑)
自分だけではない!頑張らなきゃ!
そう思わせて貰えたちょっとしたお喋り。
大事だなと思いました。
それはそれは大変なのだけれど…
親を看取った後の私自身の【心の安寧】のためだと思えばね、なんとかです。
皆さん、拘束着のお世話になったのですね。
そそ、点滴を引き抜く・・・血だらけになってもね(笑
かりん様のコメントから、白内障の手術も簡単そうで、
そうではないこともわかりました。
片目ずつ、お母様の付き添い、お疲れ様でした。
繰り返しの点眼、細かなお世話が必要なんですね。
あー、わかりますう!!
「触るな擦るなの連続」
私もそうでした。
すると、痒いものは痒いの!!と言われました(笑
当日、入院から退院とバタバタ。
疲れ切りましたが、安堵感のほうが大きかったです。
局所麻酔で、よく耐えられた、
敵、いや、母として、アッパレです。
さすがは大正生まれ!!
拘束着を脱がせて貰った途端、忘れてしまいました(笑
退院するときは、「ここに来てよかったわ」とまで・・・
おっしゃる通り、今は、目蓋にできた悪性ガンも手術も
忘れて暮らしています。
有難うございます。
安堵しました。
最後の一針というところで、暴れ出した・・・
まあ、母らしいと言えば母らしい。
堪忍袋の尾が切れた(笑
退院して家に帰るという言葉を母には
言えませんから「ワンコのいる」という表現に
なりました。
施設と言ってしまえば、またまた、私の僻みが
ムクムクと湧き上がってきてしまう・・・。
介護の愚痴は、言えるときに吐き出してしまう
ことがいいですよね。
どんどん、言ってしまいましょう。