今日も朝から横須賀はいいお天気でした。
母が元気な頃、アタクシは全く花とか植木に
興味はなく、陽ざしを追いかけて植木鉢を
動かす母には腹立たしく思っていました。
膝が痛いの、腰が痛いのと言いながら、重い
植木鉢をどっこいしょと動かしていく。
その場に居て、手を出さないわけにはいかず、
母に、文句タラタラでした。
もうっ、膝が痛いのにそんな重いものを持って
それは母に対する思いやりではなく、自分の
時間が取れないことへの苛立ちでした。
兄は、お歳暮時期になると母にシンビジウムの
鉢を持ってきました。
花が終わると、庭の東側に置き、そういう鉢が
増えてくると2鉢を少し大きめの鉢にまとめて
植え替えてました。
そのうち、ある鉢に花が咲き出しました。
しかし、認知症を発症した母は、あまり興味を
示しませんでした。
仕方ない、せっかく咲くのだからと家の中に
入れて花を咲かせました。
ですんで、実家を畳んで横須賀に引っ越した
とき、花を咲かせていた鉢と蘭鉢に植え替えて
いた2鉢だけを持ってきました。
蘭鉢の蘭は、全く花芽も出ず、でも、青々と
した葉だったので、追加しました。
その鉢から、なんということでしょう。
花芽が出て、今、固い蕾です。
母が植え替えてから18年ほど、この鉢からは
花は咲かないと思っていたのに。
何色のシンビジウムが咲くのか楽しみです。
いつも花を咲かせる鉢も、今回は4本の花芽を
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