脳神経外科専門医の笠間睦先生のFacebookから
です。
この先生は、気になる新聞記事から医学書、
専門分野の認知症に関する本とかを、詳細に
アップして下さいます。
その本を読んだつもりにもなるのですが・・・。
母を在宅介護から大腿骨骨折して、老健(介護
老人保健施設)から今の施設(特別養護老人
ホーム)に入所させたこと。
まるで、姥捨て山のようだという思いが全く
消えない。
だから、以前、ブログにアップした
のようなサイト記事を読んでは、落ち込む・・・。
ところが、この笠間先生が取り上げた本の
内容から、そうよね、介護を経験している人は、
感じていることよね、と納得させて頂きました。
施設入所は一つの別れでもある。
入所後、面会も外出も外泊も可能ではあるが
家族としての同居という生活の終わりという
意味がある。
家族にとっては直接介護の負担が減り、自分の
生活のペースを取り戻せるかもしれない。
変わっていく本人を24時間目の当たりにする
ことで負っていた葛藤から多少なりとも解放
されるかもしれない。
しかし私は躊躇することなく納得して施設に
送り出す家族には出会ったことがない。
本人も家族も施設入所に納得していても、また
それが本人の希望であったとしても、もしか
したらまだ在宅で生活できたのではないか、
施設入所が早かったのではないかといった
想いを抱いている。
本人との強い信頼関係や密な情緒的関係がある
家族ほど、そうした想いを抱きやすいように
思われる。
笠間先生もこの箇所についての感想を書かれて
いました。
私も母の入所に対してやはり葛藤はありました。
週に2回も公道で“転倒”し、独居が無理
なのは明白でしたが、病院から施設に移る際に、
同居(私の家で看る)か入所かで迷う部分が
ありました。(中略)
母は、今でも、「家に帰りたい」と思っている
部分があります。家ってそういうものですよね。
専門家の先生ですら、お母様の入所に対して、
感じるところがあるのだから、と、アタクシは
これでよかったのだと納得させるのです。
Keep your social distance & Stay Home
オミクロン型がじんわりと広がりつつあります。
症状としては、重症化がないということです。
しかし、高齢者や持病のある方が感染すると、
重症化します。
やはり、感染しないこと、が大事です。
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける
「相手と身体的距離を確保すること」
「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
ブログをお読み下さり有難うございます。
応援頂ければ有難いです。
よろしくお願い致します。
コメント
コメント一覧 (2)
そう思うから、介護してる側はとてつもなく悩む…
私の毎日も「もう堪えられない…」「まだ頑張れるかも…」こんな気持ちの繰り返しです。
そして母が「施設入所は娘に捨てられた」と思うであろうと…だから入所するか?しないか?ずっとずっと悩んで悩んで、やっぱり「まだ頑張れるんじゃないか」と自分に言い聞かせ、毎日を積み重ねてる。
この積んでは崩しの思い悩みが、本当に辛い…
でも介護される側と介護する側の情緒的繋がりが強いほど思い悩むのだと言う事も、本当にその通りだと思いました。
施設入所・・・。姥捨て山だと思いつつも、
母に対して気持ちが優しくなったのは事実です。
だから、介護をプロにお任せしたほうがいいとも
思います。
そんなことを言いながらも、心のどこかでは、
これでよかったのかとも・・・
コロナ禍でなければ、面会に頻繁に行き、
心にある後悔めいたものをどうにか、軽く出来た
でしょう。
私も、かりん様と同様に、
「施設入所は娘に捨てられた」と母が思うに違いないと
感じていました。
母は「家に帰りたい」と言いつつも、ここで暮らすのだと
とも理解していると思いました。
だから、かりん様、どうにもならないと思ったときは
決断してくださいませ。