母は、そうだった、亡き母は、犬達がいる施設
(特別養護老人ホーム)に入所していました。

独り暮らしの方が犬を飼っていて、手離さないと
ならなくなり、一緒に入所してきた犬もいれば
施設が飼っている保護犬もいる。

その保護犬の中でも、文福、彼は間もなく死に
向う人のことがわかるようなのです。
何人かを看取ってきました。

きっと、母の臨終にも立ち会ってくれるかもと
思っていました。

確かに彼は、立ち会おうとしていました。

でも、そのときのアタクシは、母はもう少し、
頑張ってくれると思った、否、思おうとして
いました。


母は左を下にして寝る体勢を、とても痛がって
いました。

その左側に体位を替えたときに、彼が母に寄り
添おうとベットにあがりました。

しかし、母が痛みから彼の耳を無意識に引っ張り、
彼は強制的にベットから降ろされてしまい、
その上、部屋の外に出されてしまったのです。


後になって、そうだ、あのとき、文福は看取ろうと
したんだ、彼はアタクシに教えてくれたのだと。

母の命の灯が消えそうなことを・・・。

014

入所してすぐの頃の写真です。

実は、このときに撮ったシリーズの中の1枚を
母の遺影にしました。

カメラ目線の外面ヨシコさんだった母。

このときは、そういう笑いではなく、心からの
笑顔でした。

Keep your social distance & Stay Home 

ウイルスは絶えず変異を起こしていくもの。
収束するのは、まだずっと先のようです。
withコロナとしての行動をしましょう。

「マスクの着用と手洗いや咳エチケット」
「三密(密集、密接、密閉)」を避ける

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