看取り期の母には、せん妄がありました。
さらに、痛みがあるものの、どこにどのような
ものなのか、認知症によって表現出来ません
でした。
一日に、身体を右向きにしたり、左向きにして
床ずれが出来ないように動かしていました。
向って右側に体位を換えると不機嫌になり
しかめっ面になりました。
アタクシは、母の最期は老衰であろうと想像し、
穏やかに見送れると思っていました。
ところが、そうではなく、たぶん、末期がんの
転移による痛みがあったのだと推測しました。
だから、認知症初期のように目が吊り上がり、
般若の面のようでした。
いまだに、面会に来て、寝ている母を覗き込み、
声をかけると
ばかやろう
そう、アタクシの顔を見て申しました。
正直、ショックでした。
ただ、在宅介護のときのようなムカつくことは
なく、仕方ないことなんだと思いました。
テレビドラマのように、母は「世話になった
わね。」というのではないかと思っていました
ので・・・。
はいはい、ばかやろうが、来たわよ~
アタクシは半泣きでした。
今、思うに、気の強い母だったんだから、
それでよかったんだと思うほかない。

Save your life & Know the virus
ウイルスはBA.2.75に急速な置き換りで第7波が
爆発的感染となっています。
「伝染りやすく」「罹ったら手ごわい」と考え
基本の予防は手洗いに身の周りの防疫衛生に
配慮すること。
「弱毒」などと軽く見ず、新規感染しないことが
一番大切です。確実にご自身の、またご家族や
身近な人々の健康を守りましょう。
ブログをお読み下さり有難うございます。
応援頂ければ嬉しいです。よろしくお願い
します。
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コメント
コメント一覧 (4)
こんばんわ
今、テレビ拝見しております。
偶然でした。
でも、見た瞬間、すぐにわかりました。
あんず様にお会い出来てとても嬉しく、思わず娘に、「きっと、あんず様よ」と叫んでいました。
お母様のお姿、本当にしっかりされていたんですね。
今日は、興奮して眠れそうにもありません。
最後まで番組を見ますね。
御身体ご自愛下さいませ。
テレビ見終わりました
お母様の元気そうな時、弱って来た時、
母と重なってしまい…母に逢いたいと思ってしまいます
文福君、他の子達、本を読んだ時と又違う親近感を感じました
テレビの途中にコメントを下さったのですねー。
そうなんです、同級生とか、毎週通っている耳鼻科の女医さんとか、
「偶然、見たわよ~」と言われました。
文福が可愛くて、彼のおかげで、暗めの話題が
和みました。
私としては、母の記録として残そうと思い、取材を承諾し、
更には、私から徹底的に撮って下さいとお願いしました。
こんな施設がもっと増えてくれればいいのに。
耳鼻科の女医さんのお母様の施設は、猫が一匹だけ居ると
言ってました。
母は文福のおかげで後年、穏やかになったと思います。
ご覧下さって有難うございました。
さすがは、プロのカメラマン、文福の表情が豊かで
可愛かった・・・。
ほんまに、彼には助けられたのです。
長生きしてと彼に言いたいです。