もう、今日は最悪の日。


夕方、うっかり言ってしまいました。


アタシは来週、どこにも行かないわよね。


あ、水曜日は運動へ行く日やね。


どこにも行かないと言っときゃいいものを、
ついつい。



そして、アタクシは、また認知症の母に対し
わめいてしまったのです。


アタシは、行かない、行きたくないの。
そんなに追い出したいの?


ああ、追い出したいのよ。
アータが運動へ行ってくれないと、困るの!


アタシは一人で、ここで寝てるから、アナタ
勝手に出掛ければいいじゃあないの。


だから、家に一人はもうアカンって、言って
るやないの。


なんでよ。


アータは認知症なんよ。
なんでもすぐに忘れてしまう。
留守中に、転倒して、入院して、寝たきりに
なると誰が困ると思てんねん!!


だったら、アタシを病院へ入れてしまえば、
いいじゃあない。


病院は3ヶ月で出されるんや!!



母の言う病院とは、施設のことなんですけど。


わかってるんです。
ガァーガァー言おうと、理解は出来ないし、
アタクシのことを考える能力も衰えている
ことを。


アタクシの気持ちが言わないと済まなくなる
状態になってしまって。



ああ、疲れた・・・・


今日は、朝からこんな会話ばかりしている。




小説のような実話。壮絶だけど明るい介護。


筆者が介護の最中に「男はつらいよ」のDVD
48作をストレス解消に全部見たというところ
から、この本のタイトルがついたそうです。

ほんま、介護はつらい・・・・