認知症の人を理解する「何度も同じことを聞く」
ほか5つの行動パターンの理由を専門家が解説
こういうタイトルの記事がありました
「何度も同じことを聞く」など、介護をする立場
からは悩みの一つでもあります。
理学療法士の川畑智氏著『マンガでわかる!
認知症の人が見ている世界』からなんですが。
何度も聞いてしまうのは、忘れることが怖いから。
本来、人間には不要な情報を忘れる力がありますが、
認知症の人は意外にも、忘却力も失うのです。
彼らは、記憶はなくなっても、感情は残ります。
不快だった思いだけが心に刻まれ、傷つき、
不信感を抱くようになります。
たとえば、認知症の人から「病院に行くのはいつ
だっけ?」と何度も聞かれたとしよう。
私たちは「明日の10時」など、日付や時間を重要と
考え、そこを強調したくなるが、認知症の人に
とって心を揺さぶられないフレーズは何度聞いても
覚えないのだそうだ。
小学校時代の同級生の名前は忘れても、怖かった
先生の名前は覚えている、それと同じです。
『明日の10時』にはメッセージ性がないのです。
そんなときは、『ああそうだ、ごめんね、明日だよ。
病院が終わったら、ご飯を食べて帰ろうか!』と、
用件の前後に、感情に訴えるトッピングをつけ足すと、
翌朝『今日は外食よね?』と覚えていたりします。
また、『ごめんね』『ありがとう』という挨拶も
心を動かします」
ここまで読むと、この本のことが気になりました。
なんだかなあ、綺麗ごとで、実際はこんなに簡単に
いかなかった・・・。
本を購入する前には、カスタマーレビューに目を
通します。
1,203件のレビューに対して星5つが62%、星1つは
2%でした。
2%のレビューの中に、「毎日一緒に暮らしていて、
そんな余裕ありません。1日のうちに何度も色々な
ことが起こる中で、毎回この本に書いてあるように
なんてとてもじゃないけどできません。
この本を読んで、あぁ、理解のない私のせいで
認知症が進んだのね、と悲しくなりました。
こんなに毎日頑張っているのに。」とありました。
アタクシは、どちらかというとこちらと同じ気持ち
でしたけれど。
Save your life & Know the virus
現在、私達は常に感染対策を意識した生活を
余儀なくされています。
感染しないためには、睡眠不足にならないことと、
免疫力を落とさないようにバランスよく栄養を摂る
ことです。
手を洗い、消毒すること。
密になるところに出掛けるときは、マスクの着用と
電車やバス等の公共機関内では会話を抑えるように
心掛けることでしょうか。
ブログをお読み下さり有難うございます。
応援頂ければ嬉しいです。よろしくお願い
します。
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コメント
コメント一覧 (8)
身内をみている人は2%の人が多いのでは無いでしょうか…
机上の空論と言っては言い過ぎかもしれませんが…
介護卒業した今だから、もっと優しく話を聞いてやれば良かった
こう言う対応をしたら良かったのに、と後悔も有りますが…
あの時は一生懸命だったと自分を慰めています
入所決まりました
ありがとうございました
約10年介護し、介護経験ない人に
色々言われました
あなたは24時間笑顔で介護出来る?
あなたが認知症になったら
家族は笑顔で介護してくれる?
やってみたらわかるから
口には出さず、、
責められてるようで、つらかった
看護師も当たり外れがらあり
あなたの親にも同じ事するの?
笑顔ですみませんと頭下げてました
来週母との最後の通院です
細菌検査で綿棒で鼻をグリグリ
きっと母は大騒ぎ(笑)
レントゲンも騒ぐかな?
認知症で、騒いでしまうかもしれません
すみません…何回病院で頭下げたか…
施設の医師や看護師さんは
きっと優しくしてくれる…
私は介護をしてから、看護師には期待せずです
母に優しく接してくれた看護師さんはいました
優しい看護師さんにあたると
嬉しく、ほんとの笑顔でお礼を言ってきました
私の周りは介護がはじまった人が増えてます
あの頃…私に言った事は覚えてないでしょう
充分頑張ってきた
周りは頑張ってたのわかってる
から、と言ってもらえ
母をロングショートへ…
半年も…
良かったのか…わかりません
害虫はあてにできないので
母方の本家に緊急連絡先をお願いしました
友人に
10年頑張ったよ
きっと…良い事あるよ~と
あるといいな…
何度も何度も同じことを尋ねてくる。
何とか怒りを押さえて説明しても、「ほんとにそうなんけ?」とか「そんなはずないと思うわ」などと返事されようもんなら、プチっとスイッチ入ってチャンチャンバラバラになる私と花子さん。
あぁ~~~またやってしもうた…と自己嫌悪の繰り返し。
日々精一杯頑張っている介護者が、何故に自分を責める事に陥らねばならんのかと怒りも悲しみも湧いてくる。
負のループが何とも苦しい。
ご近所の高齢の方々が一人二人と施設に入っていく話を耳にする度、何とも複雑な気持ちになる私です。
私の友人数名がちらほらと親の介護に入りつつある感じです。
友人達のご両親と比べたら私の両親は年齢も一回り近く違うので…。
正直申しまして40代からの介護で助かりました。
もちろん母の認知症は早くに発症していたので実質30代半ばからの介護でしたけど仕事を辞めて本格的在宅介護が始まったのは40代半ばからでした。
子供の頃から体が弱く体力の無い私。
還暦を目前にして思うのは友人達のように今から介護が始まらなくて良かったぁ~(泣)
もしそうなら恐らくですが母の介護をしたいしたくないに関わらず私の体力が持たなかっただろうと思います。
現在の私は病院の検査はしご状態です。
幸いにも悪化の一歩手前でいろいろと見つかりましたが未だに介護が続いていたら…
そう考えるとゾッといたします。
父が急激に衰えて施設にお世話になり私の生活にも少しずつゆとりができました。
これもきっと母が私を助けてくれたのだと思っています。
今後は介護段階に入った友人達の愚痴を聞いたり良い病院を教えてあげたり私に出来る何らかの手助けを考えていこうと思っています。
現在介護中の皆さんも自分の体調ファーストで無理のない介護を心がけてほしいです。
病気が見つかってからでは…遅いです。
母を見送ってから、つくづく思うのは、
そそ、なんでもっと優しく声をかけなかったのだろうと
いうこと。
何度も何度も聞かれて、この理学療法士さんが言われる
ように、メッセージ的なことを付け加えるだなんて、
余裕がなかった・・・。
のんきママ様がおっしゃる通り、必死で介護をしていたと
思っています。
理想と現実は違うんですよね。
先週、猫の佑介君のお母さんと電話していて、
「今、2-3 も2-4 も一部屋ずつ空いているからお友達の
お母さん、決まるといいわね。」と言われていました。
雄介君のお母さんの居る2-4 は、今2匹しかいないから、
2-3 だったら、5匹?だったかな?いるから、そっちが
よいのにとのこと。
施設に入所すると、月に一度の窓越し面会になるので、
お母様とおしゃべりをして下さいね。
長い間、お疲れ様でした。
お兄様に構わず、たまのママ様の人生を大切にして
健康でお過ごしくださいね。
かりん様、こんにちは。
介護職の友人は、自分の母親に対して、優しい言葉を掛けられず、
やはり、苛立って怒鳴ってしまうそうです。
仕事から帰宅後、母親から、信じられない言葉をかけられたり、
ムカつくことばかりだそうです。
在宅介護をしているものの、施設入所を考えているとのこと。
チャンチャンバラバラ、したくなくてもしてしまい、
そして、自己嫌悪、よくわかります。
でも、まだ、ご自身で歩けて、ご近所様と温泉に行かれる、
そんな花子様だとまだまだ、入所させてというわけにも
いかないかもしれません。
かりん様ファーストで考えてくださいませ。
体調が優れないために、入院でもされたかなと
心配しておりましたが、検査通院が多いこの頃と
伺い少し安堵致しました。
お父様が急激に衰えたとのこと。
施設の職員さんにイケずを言わずに暮らして
おられることでしょう。
母も認知症が進行して、最期のころには穏やかになり
やれやれと思いました。
そそ、ご自身を大事に、自分ファースト。
入所を躊躇う方々に、まず、自分自身を考えてと
アドバイスしたいです。