Facebookでお友達登録している認知症専門医の
笠間睦先生は、認知症に係わる専門書から小説まで
あらゆるジャンルの本を紹介しておられます。
いつも、笠間先生の投稿を見て、読んだ気になって
います。
最近の投稿で、購入して読んでみようと思った本が
あります。
アルツハイマー病になった母がみた世界
著者は東京都立松沢病院名誉院長・精神科医である
齋藤正彦先生。
先生のお母様は、ずっと日記を記録されてきたそう。
認知症により自宅の生活が難しくなり、老人ホームに
入居することに。
その際の荷物の整理を手伝ったときに、大量の日記を
譲って貰ったそうです。
認知症の専門医としてアルツハイマー病と診断された
母が、日記に何を記していたのか知りたかったのです。
まだ、まえがきのみしか読んでいませんが、その中に
ある文章が心を打ちました。
ある文章が心を打ちました。
母の認知機能の低下が徐々に深まり、やがて覆う
べくもない現実として私たち息子や娘の前に立ち
現れた時期、私たちは、母の力になりたいと思い
ながらも、自分の生活に足を取られて疲弊し、
右往左往し、家族の心の動揺もまた、母の最期の
ときまで静まることはありませんでした。
今から思えば私たちの心配と母の不安とは最後まで
かみ合っていなかったいなかったような気がします。
専門医でも、そう思うのだから、認知症とは何かと
考えさせられます。
少しずつ読んでいきます。
少しずつ読んでいきます。
Save your life & Know the virus
現在、私達は常に感染対策を意識した生活を
余儀なくされています。
感染しないためには、睡眠不足にならないことと、
免疫力を落とさないようにバランスよく栄養を摂る
ことです。
手を洗い、消毒すること。
密になるところに出掛けるときは、マスクの着用と
電車やバス等の公共機関内では会話を抑えるように
心掛けることでしょうか。
ブログをお読み下さり有難うございます。
応援頂ければ嬉しいです。よろしくお願い
コメント
コメント一覧 (2)
前回のコメント欄。
私の体調にご心配いただき恐縮です。
心よりありがとうございました。
あれを食べてはダメ これを続けたらイイ
でも万人全て同じ体質では無いです。
食生活にあまりに神経質になってもそれが逆にストレスになり病気を招くかもしれない…。
物事すべてに一長一短あると思っています。
何事も【ほどほどに】好きな物を食べて生きていく方が心身共に健康でいられるような気がいたします。
『認知症について』
これは私の死ぬまで考えさせられるテーマ。
あんず様がブログで紹介した脳科学者の娘さんのお母様の記録ドキュメント。
確か60代半ばでアルツハイマー認知症になられていましたよね。
発症前のお母様はお料理のレパートリーも数多くレシピ集も完璧な物を作られてました。
ご趣味も幅広く声楽♪とかおおよそ認知症から程遠い日常を送っていらっしゃった…。
そういう方に忍び寄る認知症の恐ろしさを思いながら番組を見ていました。
母も愛用のハンドバッグの中には至るところに小さな走り書きのメモがありました。
リバテープの袋にまでお客様が誰が来て何時だったか記していました。
後から父に問われ叱られまいと必死に書き留めていたのであろうと推測すると切なくて涙が溢れてきました。
あの当時はそんな母の不安や孤独を何も知らずに私は会社勤めをしていました。
この世からなくなってほしい病気は【認知症】
もしもただ一つ叶えられるというのならたとえ母の介護は終わっていても私は【コロナ】ではなく【認知症】だと言い続けます。
母との普通のごくごく当たり前の会話が出来なくなった20年間が悔しくてなりません。
私も「認知症」については、考えてしまいます。
母の不安に寄り添ってもこなかったと反省もしています。
お母様や母の時代の夫婦関係は、現代と違い、男尊女卑。
そんな中で、余計な波を立てまいとお母様は必死に
暮らしておられた・・・
紫陽花様が何も知らずに会社勤めをされたとありますが、
私も一緒です。
父は早くに亡くなり、その後、母もまた、必死に一人で
世間に向っていた・・・
そんなことを気にせず、私も私の生活をしておりました。
もっと母と会話をしておけばよかった、もっと若い頃の
話を聞き出しておけばよかったと、タラレバですが
思っています。
栄養に関しては、間違った情報が多いようです。
「1日30品目」も平成12年に改訂され、そこまで
摂取する必要がないそうです。
介護と一緒、百人百様でそれぞれ。
自分の体質にあった食事でいいんですね。