ブログを再開させて、また、すぐに更新をサボって
しまいました。

引っ越し前から予定をしていた広島へ行って
きました。

広島市ではなく、手前の西条というところです。

小さな市にかかわらず、駅には外国人の観光客が
大勢いました。
ここは、広島の酒蔵の町で、それを巡るのだそうです。


さて、観光のお話しではなく、広島からの帰り、
大阪で途中下車をして、小学校のクラスメイトの
二人と会ってきました。

関西に用事があるときは、小学校の同級生と
連絡を取り合い、都合が着く人が集まってくれます。

話題は、何故アタクシが、今から施設生活を選択
したのか?でしたが、最後は、やはり、介護のこと。

二人のうち、一人は、当時、すぐ近所だった男の子。

彼のお母様は、現在は施設に入所されていて、時々、
訪ねては、外食に連れ出すのだそう。

Dくん、奥様が介護するんとちゃうの?

そうや、なんで、嫁が面倒みいひんねん?
とS子ちゃん。

二人とも気が強くて、顔を合わすと大事になるから。
だから、ボクが看る他ないんや。

ということで、彼がひとり暮らしのお母様の面倒を
全面的に看ているとのこと。

88歳まで、車を運転しはって、お元気だったから
認知症特有の症状なんて、なかったんじゃない?

ところが、聞いてみると、大騒動があったのだとか。
彼はアタクシと違い、「介護が大変なんだ」とも
言わず、飄々としているので、楽な介護なんだと
思っていました。

或る時、朝の4時頃に毎日、電話がかかってきたんよ。
「家に泥棒が入った!、すぐ、来て!!」
行ってみると、そんなことはないんだよ。

しばらくすると、ボクんところだけでなく、親戚の
ところに電話をかけまくり、そのうち、片っ端から
ご近所さんちのインターフォンを早朝から押し
まくって、「うちの電話は、盗聴されている
から
貸して欲しい。」と迷惑をかけたし、
警察沙汰まで
なったんよ。

施設に絶対入所しないと言われて、一時、精神科へ
入院させたりして、落ち着くのを待ち、施設に
お願いして、今に至るんよ。


彼の話を聞いて、アタクシは、介護は大変なんよ!
と、事を大きくし過ぎたのかもしれないと思い
ました。

認知症の症状は、人それぞれだし、介護もそれぞれ、
違う。受け取る家族によってはちゃうもんやと
改めて感じました。


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