或る日、外出しようと一階のエントランスに
降りたとき、喪服を来た男性の集団がいました。
施設を訪ねてくる人にしては、全員が黒い背広は
ちょっと変だわと思っていたら、エントランス付近に
ある御堂の入り口が開いていました。
ああ、そうだわ、三階の特養(特別養護老人
ホーム)で亡くなった方がいるわけね。
カトリック系の施設ですから、館内に御堂が
在ります。そこで、お葬式も出来るのです。
特養で亡くなるのは、当たり前のこと。
しかし、アタクシが居る四階のケアハウスで
亡くなるというケースはありません。
ケアハウスでの生活の条件の第一は、自分のことは
自分で出来ること。自立していること。
それが出来なくなると、次の施設を探して、というか
探してくれて、そこへ移るのです。
お隣のおばあ様がおっしゃるには、
ここでポックリ逝くのが希望なんだけれど、
そういうケースは、まず、ないのよ。
いつかはここを出て行かねばならない。
入ったばかりとも言えるアタクシが、今から考える
ことではないかもしれません。
ま、全ては、それこそ、神様にお任せするほか
ありません。
生垣の間に咲いた水仙。
水仙がこんなに高く育つとは・・・。
ケアハウスの住民で、施設のお庭の手入れと
落ち葉掃きなどを自主的になさっているgardenさん。
すごーい、こんなに高く生えている水仙が
あるんですね。
このくらい長い水仙がいいのよ。
特養で急に亡くなられて、お花が必要な場合は、
庭にあるお花を切って差し上げるのよ。
ブログをお読み下さり有難うございます。
介護日記に引き続き、よろしくお願いします。
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