先日、鳥取から出張で東京に来た某団体の局長さんと
お食事をする機会がありました。

なんと、昭和30年生まれ、さいざんす、アタクシと
同学年の女性です。

きっぷの良い、なるほど、局長となるだけに
女親分。

同じ年だけに、やはり、話題の大半が介護について。

彼女も、仕事をしながら、ご主人と義理の両親を
介護して看取り、今は90歳になるお母様を施設に
入所させておられるのだそうです。

聞くと、すでに、口から栄養を摂ることが出来ず、
点滴をしているとのこと。

はぁ・・・と大きく溜息をついて、話をしてくれ
ました。

施設側から、延命措置をどうするかと連絡がきた
のよね。

点滴を止めると余命1ヶ月と言われたから、じゃあ、
そのままだったら、どうなの?と逆に聞いてみた
のよ。

わからないって言われたんよ。

どうも、施設に対しても不信感があるようでした。

面会に行ってみると、口の回りが紫色になって
いるから理由を聞いてみると、口を開けないから
マッサージをしたとのこと。

マッサージだけで、痣のような紫色になるのかしら?


出張から戻ったら、娘達にも相談して、どうするか
決めるのだそうです。

認知症で寝たきりだから、延命をやめても母には
わからないだろうけれど、でも、もう少し、生きて
いて欲しいと思うのよ。

点滴を抜くか抜かないかだけだろうけれど、
命の選択を握っているという気持ち。

わかるわぁー、なんて軽く言えませんでした。

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介護日記に引き続き、よろしくお願いします。