28人(29人-アタクシ)の中にはお節介焼きが
数人おられるます。

お節介焼きについて、2つエピソードがあります。
2つとも、食事に関することです。

食事は、ご飯とお味噌汁を除いて、一階の厨房から
配膳車で直通のエレベーターであがってきます。

自分の名札が置かれたトレーを取り出して、お盆に
のせかえてそれぞれの居室で頂きます。

ご飯とお味噌汁は、各自で器に盛り、お味噌汁も
お椀に入れ、持参したお盆のせ、下から上がって
くるのを待ちます。

足が悪く室内用歩行器を使われている方々のうち、
より困難さのあるお二人が、食堂で召し上がって
います。

そのうちのお一人は、一度、座ってしまうと、
立ち上がるのが億劫になるらしく、なかなか、
ご自分でご飯や味噌汁をよそわないのです。

なるべく、ご自分でやるようにして、お手伝い
しないで下さい。
ご飯や味噌汁をよそうこともリハビリの一貫
なんですから。

職員さんはそう言って、お節介をしないでと
釘を刺されるのです。

ところが、そう言われても、お二人のために、
ご飯をよそう、お味噌汁を入れてあげる方が
いるんですね。


先日、室内で骨折して1ヶ月ほど入院して、
退院されてきた方がいます。

その方も室内歩行器を使って歩かれていたのですが、
退院後は、上半身を使って歩行器を動かすように
なり、食堂で召し上がるようになりました。

しかし、2日ばかり食堂で召し上がっていたよう
なのですが、今日は、そのお席がありませんでした。

大御所さんいわく、

そりゃね、自分でやるから大丈夫と言っても、
彼女の周りでチョロチョロとあーだこーだと
手を出されれば、ゆっくり食べたいと思っても
そんな雰囲気にはならないわよ。
静かに何もしてあげないのが一番なのにねえ。

そういえば、退院した日の夕食時、彼女の周りに
三人ほどが、ウロウロしてましたね。

お節介もほどほどに。

「人の蠅を追うより自分の頭の蠅を追え」って
言いますものね。

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長くなるので、もう一つのエピソードは、また
後程に・・・。

ブログをお読み下さり有難うございます。
介護日記に引き続き、よろしくお願いします。