今シーズンも花をつけてくれたシンビジウム。

今から20年~25年前、いや、もう少し前かも
しれません。

長兄が毎年暮れになると、お歳暮とクリスマス
プレゼントを兼ねて、シンビジウムを母に持って
きていました。

お花が好きだった母には最適だったと思います。

花が終わると、裏庭に鉢を置きっぱなしにして
たまに水やりをする程度。

毎年持ってきたので、だんだんと鉢が増えて
きました。

すると、大きな鉢を買ってきて、2鉢~3鉢を
一緒にして植え替えをしました。

そんな大きな鉢が4鉢ほどありましたが、全部を
持ってくるわけにはいかず、毎年臙脂色の花を
つけてくれる鉢と、花は咲かないけれど陶器の
鉢で、葉っぱが青々としたものの、2つを横須賀へ
持ってきました。

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横須賀に移ってから5年、花がつかなかった鉢に
薄いピンクの花が咲きました。

031

持ってきてよかった。

花芽が出てくると、この重い鉢を狭い庭で日差しを
追いかけてえっちらおっちらと動かす。

膝が痛いと言いつつ、動かしていた母。

危なっかしい母をそのままにしておくわけにも
いかず、鬼娘ですから、文句を言いました。

もうっ!、そんな重いものを抱えて動かさなくても
ええやんか!!

それが今、アタクシがやっている・・・。

あの熱い夏、カンカン照りのベランダに置かれた
ままで、葉っぱが日焼けしてしまいました。

シンビジウムにとっても環境が変わりましたから、
花がそんなに咲かないかもと思っていました。

ところが、臙脂色のほうは2本の花芽ですが、花が
いっぱいに咲いていますし、薄いピンクに亘っては
4本の花芽。

えらいね、有難うねと、花に向って声をかけている
アタクシ。

母と同じようなことを言ってるやん。


ブログをお読み下さり有難うございます。
介護日記に引き続き、よろしくお願いします。