前回のお話で、アタクシが付けたあだ名で
「探偵さん」というババ様がおられます。

この探偵さん、とても情報通な方なんです。

ケアハウス内で起こった出来事を誰よりも先に
知っているし、それおぞれの事情も知っている
ような・・・

アタクシの3日後に入居されたシードさん。

このシードさんというあだ名は、お名前から。

そして、探偵さんを「あの人、探偵みたい」と
言われたから。

散歩をしていると、ひょっこり、探偵さんが出て
きて話をしようと言われ、ベンチに腰をかけると
内容が、入居者のこと。

あたしのことをつけてきたのかと思ったわよ。
公園で会ったのよ。

皆さんのことをよく知ってるのよ。
なんでかしらね。
それに、或る時、ドアを開けたら、探偵さんが
居てね、ビックリ仰天よ。
なんだか、ドアに耳をつけて中を覗ったのかと
思ったくらい。

さて、アタクシが気が付いたことがあります。

アタクシの部屋は、探偵さんの前を通っていきます。

あれ、ドア(引き戸なんです)が少し開いている?
閉めるのを忘れはったんか?

何度が通る度、在室されているときは、スキマが
開いているんです。

お隣の濁点さんが、めまいで起き上がれなかった
ときに、職員さんがお隣を訪ねてきているかを
知るためには、ドアをほんの少し開けておかない
と聞こえないことがわかりました。

そうなんや、スキマが開いていると廊下の声は
聞こえるし、全体の様子もわかる。

だから、よく知ってはるんやねえ。
ご苦労なこっちゃ・・・

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