在宅介護をしているとき、チェックしていた介護
ブログがありました。

要介護5、寝たきりのお母様を介護をしている
女性のブログでした。

自宅で塾をされているようでした。

寝たきりですから、排泄ケアから食事の介助と
定期的にヘルパーさんの訪問はあるものの、その
女性一人で介護されていました。

食事のメニューとか、日々の些細なことが書かれて
いるのですが、愚痴っぽくなかったです。

このブログを見て、うっそー!という気持ちが
先立ちました。

その頃のアタクシは、認知症初期の母の症状に
悩んでおりました。

幻聴もあれば、被害妄想もあり、母は悪魔だ!と
思い、死んじまえ!と心の中で叫んだものでした。

ブログにそのまま、書くわけにもいかず、
「仏壇に向い、おりんをチン!して早くお迎えを
お願いします。」としました。

文字通り、鬼娘だったのです。

先も見えないトンネルを歩いているような介護。

寝たきりのお母様を優しく愛情を持って接する
ことが出来るなんて、考えられない・・・

でも、母を施設にお願いしてからは、アタクシの
余裕が出てきました。

それなのに、入所させてしまったと、後ろめたい
気持ちを持ってしまったのです。

仕事を持っていて、自分自身の生活があったなら
もっと違う気持ちになっていただろうと思うの
です。

006

自分ファーストで介護をしましょう。

最後までお読みいただき有難うございました。