大きな声が食堂から聞こえてくる・・・。
腰の手術をして、コルセットを巻き、ゆっくり
歩いて食堂に来て、そこで食事をしている
ショウトウさん。
彼女の声です。良く響く大きなお声。
その朝、宿直の職員さんが食堂に食事を取りに
来れない校長先生のために居室まで運んでいました。
どうも、それが腹立たしいようで。
校長先生は、日頃、手押し車で動かれています。
読んで字の如く、彼女は神奈川県内にある、
有名カトリック女子校の校長を務めた方。
あの方はね、校長までやったんだから年金が
あたくしより多いはずよ。
なのに、あたくしが部屋から出られない状況だった
ときは、ショートステイに行かされたのよ。
不公平だわ。
ショウトウさんも、認知症の世界に片足が入って
しまって、同じことを数回繰り返します。
ケアハウスは人出不足で、昼食時の食事を運ぶ
のはやって下さるのですが、朝夕は難しい。
そこで、自分で運べない方は、一時的にショート
ステイに他の施設へ行くことになります。
実は校長先生は、元修道女で、修道院を出て、
一般の生活(還俗)に戻られています。
修道院に属している間、給与は個人宛でも、
個人のものではなく、修道院へ入っていたと
思われます。
だから、年金はそんなに高額ではないはず。
むしろ、ショウトウさんのほうが多いのでは
ないかと。
そう思っても、余計なことを言わないのがベスト。
アタクシも賢くなりましたので、黙っておりました。
ショウトウさん、ショートステイに出されるのは、
年金が豊かにあるからで、なければ、部屋で食事を
運んで貰うほか、ないんざんすのよ。
それに、年金額もそれぞれ、人生もそれぞれ、
一律ではございませんものね。
ブログをお読みくださり有難うございました。
コメント
コメント一覧 (2)
年金もいろいろですが、隣の芝は青く見えるですね。本当は、それなりの苦労はあるのですが、そこの処は伝わらなものです。聞き流すのが一番の話題だと思います。
以前の記事でリーフパイの袋の残りをお母さまが口に流しこむの記事がありましたが、これ私も好きな食べ方です、行儀は、かなり悪いのですが、残りの砂糖が口の中で溶けたときの味はやめられません。袋に残っているくらいの量が最高です。
このところお出かけの記事が続いていますので、ちょっとお休みして、秋に備えてください、疲れは秋に出やすいものですので、ご自愛ください。
このところ、のんびりと、朝寝・昼寝・夜寝をして
気力体力回復を図っていました。
昨日から冷房を入れずに過ごすことが出来て、ホッと
しております。
年金のことは、ほんに、介護や認知症と一緒で人それぞれ。
その人の人生にもかかわることですので、
口を挟むことはしないようにしています。
リーフパイ、食べたあとの袋をさかさまにして、
砂糖や粉のカスを食べるという人が多いです。
何気ないパイですが、私は大好きです。