さてさて、今年の初め、来年5月開催予定の
「山上るい布花三人展」の打ち合わせで、この
三人の先生方+事務方二人、の5人で会場の
大阪ロイヤルホテルギャラリーで打ち合わせを
しました。

大阪ロイヤルホテル自体、来年の大阪万博を
目指して、館内のリフォーム中でした。

それに伴い、ギャラリーは一歩早くリフォームが
終了して綺麗になっておりました。

その場で、ギャラリー担当マネージャーさんからの
説明があり、打ち合わせを致しました。

ティールームに場所を移して、さらに打ち合わせ。

79歳になられる山口の先生は、打ち合わせ中も、
スマホをタップされて、アルバムに入っている
ご自分の作品を出しては、

正面のあそこに、この作品を置くのはどうかしら?
これを、出すのもいいわねえ。

と言い出す始末。

このときは、同席のアタクシ達は、舞い上がる
先生に微笑ましく思っておりました。

ところが、日が経つにつれ、頻繁に山口の先生と
連絡を取ってくれている大阪の先生からLINEが
入るようになりました。

あんずさん、この頃、山口の先生、オカシイのよ。

内容は、下記の通り。

・作品が少ないとみっともないから、殆どの作品を
 飾りたい。

・「山上るい布花三人展」から山上るい先生の
 名前を外したい。

・新たに作品は作らない。

ちょっと、待って。

三人展だからギャラリーに飾る作品は、費用も含め
三分の一ずつであること。

作品を売るのが目的ではなく、見て頂くのだから、
空間を持たせて展示をしよう。

と、打ち合わせしたやんか。

それに、「山上るい先生没後30年」をサブタイトルに
したんとちゃう?

なのに、外すってなんなん?

今年の初めに三人展を打ち合わせしたのに、新しい
作品は制作しないとおっしゃる?

お忙しい?!

いやいや、先生は毎日テレビをボーッと見ている
だけだそうな。

山口の先生は、第一期門下生。なのに、恩師の名前を
外したいのは何故か。

インスタにアップされている作品を見てみると、
山上るい先生の作品を変化させ、自分流に作られて
おられる・・・

アタクシの先生は、山上先生に教えて頂いた通り、
同じ作品は出来ないけれど、ぶれないように、
生徒に教えていきたいというタイプ。

違いはあるものの、教えて頂いた恩師は一緒。
その先生を偲んでの展示会なら、オリジナルの
作品を、それも新しくと思わないのでしょうか。

IMG_9318s

二つの展示会を前にして、新しい作品を制作されて
いる先生に、ある生徒さんがお孫さんのブライダル
ブーケ作成を頼まれました。

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見本として預かった写真ですが、これは、造花、
アーティフィシャルフラワーのもの。

アーティフィシャルフラワーとは、本物というか
生のお花にそっくりに作られたもの。

布花はどちらかというと・・・

ブログをお読みくださり有難うございました。