母の介護が終わっている今でも、ときどき、覗く
介護サイトがあります。
介護ポストセブン。
専門用語が飛び交うでもなく、読みやすいこと、
そして、ずっと、読んでいる連載があります。
東京でデザイナーとして働いていたのが、認知症の
母親と暮らすため地元に帰り、やがて母親を施設に
入所させ、看取ったnurarin(ぬらりん)さんの
エッセイです。
母が施設に入ることになった時、おしゃれ好きな
母のために洋服をたくさん新調しました。
施設では洗濯もお願いするので、洗濯機にかけても
大丈夫とか、しわになりにくいとか、洋服選びには
少し工夫がいりました。お名前シールも貼るし。
介護のあるあるや、飼っている猫との関係とか
母親の死後に感じることは、そうそう!と相槌を
打ちつつ読んでいます。
nurarinさんは、パジャマの足首のゴムを取り、
母親に着せていたそうで、これも、アタクシと
同じ。
アタクシの場合は、靴下。




ケアハウスのシードさんから頂いたあんぽ柿。
母が大好きだったもの。
ブログをお読み下さり、有難うございました。

足首のゴムを抜いて施設に持っていきました。
車椅子生活でしたから、足が浮腫みがちでしたから。
ほぼ、新品で、今でもアタクシが履いています。

施設の母の部屋の洗面台に置いていたカップ。
認知症になってからは、子供っぽい可愛いものに
反応をしたので、タオルとか小物はこんな感じに。
これも、今、アタクシの部屋の洗面台で活躍中。
母はアタクシより小柄でした。母の洋服は少々
小さい。
それでも、ポロシャツは着ることが出来るので、
母が着なかったものは、現在、普段着で使って
います。

普段着の和服を着たときに、母が使っていた
ウールの肩掛け。
ダウンの色と肩掛けの一色が同じなので、
同じく、普段使いにアタクシが使っています。

ケアハウスのシードさんから頂いたあんぽ柿。
母が大好きだったもの。
ブログをお読み下さり、有難うございました。
コメント
コメント一覧 (2)
読みながら、とても共感いたしました。
最後のご両親のお写真やお供えなど…
私も似たような感じで賑やかにしています♪
お母様の靴下のゴムを取ってあげていたこともあんず様の優しさを感じました。
母を本格的に在宅介護する前は施設のデイサービスを利用していました。
朝、自身の出勤前の準備はそれはそれは戦争のような日々でした(隣にいる父は煩いし…)が、
今となってはイイ思い出ですね(笑)
母を介護していた頃の介護グッズや母のデイサービスに着せていた洋服などなど簡単には棄てられるものではありません。
もちろん父の施設から戻ってきた私物や洋服も同じくです。
なんといいますか・・・
これらのものは父と母、そして私が生きてきた証のようなものだと思っています。
とくに訪看さん・ヘルパーさんとの介護日誌は
今の自分の支えになっています。
これだけのことをやったのだから残りの人生は出来るだけ思うように生きよう!
私がさめざめしんみり泣いてばかりいては両親もあちらで泣いているかもしれませんから…。
あんず様の介護後の日々のあれやこれや・・・
読みながらほんとうに励みになります!
何気ない毎日に感謝しつつ暮らしていきます。
2024年もとうとう最後の月になりました。
お身体に気をつけてお過ごしください。
ゴムを抜いた靴下は、普段、履いています。
母が大腿骨を骨折したとき、足がパンパンに腫れて
靴下のゴムが足に食い込んだ状態になったからです。
そうそう、メンズの靴下にしていました。
ケアハウス内で着ているポロシャツも母に買ったもの。
認知症でありながら、これは気に入らないとか、結構、
自己主張をしていたことが、あとからわかりました。
「派手な色で着ない」と言われたポロシャツを着ています(笑
介護日誌をつけておられたのですね。
それが紫陽花様の支えになっていること、
そのお気持ち、よくわかります。
介護したものにしかわかりませんものね。
紫陽花様も健康に気を付けて、お風邪を召しませんように。