今朝の診察で、明日の退院が決まりました。

日曜日なのに、眼科入院患者に診察がありました。
もちろん、教授は出てきません。若手の医師でした。

順調です、退院手続きを取ります。

わーい!退院や!!

黄斑体の手術の場合、平均5日の入院のようです。
なんせ、目薬をさすだけ、ですから。

さて、アタクシの病室は、眼科で入院している2人、
90歳のおばあちゃまと緊急入院の33歳女性の四人です。

緊急入院の女性は、職場で倒れたらしく、
着のみ着のままでした。

不整脈か心不全のようです。
彼女は、記者だそうで、有給休暇が足りるかと
心配されていました。

昨日のこと、90歳のおばあちゃまが、突然、
息ができない、苦しい、助けてと言い出しました。

ナースコールを、自分で押せるだけの意識のある方で、
看護師さんを呼びました。

どうしました?

息ができない、助けて、なんて言われれば、
アタクシなんぞはオロオロしてしまうのに。

さすが、プロ。
おばあちゃまが騒いでも、冷静に、2、3人で、
チャッチャッと手際よく作業していく。

テレビドラマみたいに、「○○先生を呼んで!」
なーんて、言うのかと思ったら、全く、ありません。

酸素ボンベ用意して、このまま処置室にいきましょう。

病室からベッドごと、移動していきました。

おばあちゃまは、今朝、病室に戻ってきました。

とてもお元気になって、スッキリした顔つきになり
あの騒ぎはなんやったんや?

心臓に水が溜まっていたとか。

日曜なのに家族が来ないのよね?

娘は、東大の助教授なの。
と、看護師さんに話していたのを、これまた、
カーテン越し聞いていたアタクシ。

ふーん、東大の助教授ならば、東大病院に老年科が
あるんだから、そこに入院させればいいのに。

そうすれば、すきま時間にお見舞いに行けるのに。

余計なお世話というか、おせっかいなことを思った
アタクシでした。

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