ケアハウスに入居して1年半。
出される食事に対して、鬼娘も我儘になってまいり
ました。
サラダや野菜のお料理には文句を言うまい。
何故なら、高騰している野菜ですもの、頂きます。
駄目なのは、鶏肉料理とネギトロ丼。
三階の特別養護老人ホームと同じメニューのため、
鶏肉は一度、蒸されるようで、パサパサで美味しく
ない。
例えば、親子丼が出ると鶏肉を抜いてしまい、卵と
玉ねぎのみにしてしまいます。
ネギトロ丼に至っては、酢飯の上にのっているのを
丸ごと、ヒコロさんに差し上げてしまう。
あら、あんずさん、マグロ、嫌いなの?
いやいや、マグロは好きですよ。
でもねえ、植物由来の「代替シーフード」のマグロは
ちょっと・・・。
施設では生ものを提供できませんから、こんにゃく
原料で、増粘剤を使い、「まるで○○○」という
ものがのってきます。
初めて食べたとき、なんで、こんなにネトネト
するんや?と感じました。
それが、「代替シーフード」と知り納得。
以来、ヒコロさんが引き取ってくれるので、お願い
しています。
あんずさん、ネギトロよ~。
ヒコロさんに「代替シーフード」だなんて言え
ません。
あまり、マグロは好きでないから・・・
この「代替シーフード」は三重県の食品メーカーが
販売を始めたのだそうです。
こんにゃく原料の「まるで魚」シリーズもその
ひとつ。背景には、水産資源の枯渇に対する
危機感もある。
これら代替シーフードは、食の「新しい選択肢」と
なるのだろうか。
そんな人々がふだんの生活の中で一食だけでも
「代替シーフード」を食べれば、そのぶんだけ
水産資源の保全に、わずかかもしれないが貢献する
ことになる。
言わんとすることもわかるけれど・・・。
そんなとき、亡き母が言ったことを思い出すのです。
先が短いのよ、美味しい物を食べたいわぁ。
おっかさん、今になってその言葉、身に沁みます。

ブログをお読み下さり有難うございました。
コメント
コメント一覧 (2)
無事、葬儀終わりました。
母が末っ子だと思ってましたが
弟が居ました。
父も母も兄弟が多くて、勘違いしてました。
母の弟が、ガンでこれないと言ってましたが、姉の為にと娘さんと来てくれました。
娘さんは老健で働いて居て、
施設からの花に驚いてました。
お母様が猫好きで、入所させてあげたいけど
お父様を面会に連れて行くの
遠くて無理だな、、、
日本中にできればいいのに。
理事長にこれからは、ペットですよと
言わなきゃ、理事長見学に行かせるかなー
と、言ってました。
これから、どんどん値上げしてく
ご住職も介護中でした。
40代前半で始まった介護
終わりました。
好きに生きます。
海外旅行も行きたいです。が、その前に
仕事ですね。
遠いけど、さくらの里に入所でき
良かったです。
ありがとうございます
ほんに、遠いところから横須賀の施設へお母様を入所させ、
面会に看取りと、お疲れ様でございました。
これからは、ご自分のため、ご自分だけの人生を
生きて下さいませ。
私達だって、その先はわかりません。
だから、一日一日を大事に過ごしていきましょうね。
海外旅行、行っちゃってください!!