介護ポストセブンの連載

猫が母になつきません。第440話「こうぼう」
老いた母とくらす日々のこと

母親を介護して看取ったイラストレーターの
nurarinさんの連載エッセイです。

実際の介護中の悩み、認知症だった母親との
やり取りなど、介護あるあるもありーの、
介護ではないけれど猫の話とか、ずっと、読んで
います。

今回のエッセイの中で、アタクシと同じような
ことをやっていたんだとホッとする事柄があります。

先日東京の友人が電話で、施設に入っている
お母様(90代)が最近愚痴っぽくて面会に
行っても滅入ると言う。

「人の悪口とか、昔の嫌な記憶とか、とにかく
暗い話しかしかしないんだよ」「生きてても
しょうがないから早く死にたいって言うし」。

12年間愚痴っぽかった母を見送った私にして
みれば、そんなの普通だし、死にたいと言って
ても、もしその首に手をかけでもすれば全力で
突き飛ばされると思います。


「もしその首に手をかけでもすれば全力で突き
飛ばされると思います。」

ほんに、その通りで、アタクシは突き飛ばされ
ました。

その力強さは80歳代の老女とは思えぬ力だった
ことを思い出しました。

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