さて、前回の続きです。
一昨日の横須賀行きの電車の中でのお話しです。

朝7時前だというのに、結構、混雑していました。

このところ、アタクシは優先席の前に立つように
なりました。

三人掛けの真ん中にピッカピカの一年生の女の子が
座っていました。

彼女の前には、父親らしき人が立って、ときどき
話をしていました。

次の駅で、彼女の隣の席、つまり、アタクシが
立っている前の席が空きました。

すると、彼女が空席をポンポンと叩き、父親に
座るように合図しました。

しかし、父親は座らずにいましたので、アタクシが
座りました。

ごめんなさいね、お父様より私の方が年を取って
いるからね。

声をかけると、彼女は少々、気まずそうに笑い
ました。

お友達、出来た?

と聞くと、“13人出来た!!”と具体的に答えて
くれました。

素晴らしいわね。

すると、にっこり笑ってコクンと頷きました。

いやいや、こんなに愛想の良い、可愛い子だと
誘拐されちゃうんとちゃう?!

グランマの気持ちになって、心配になりました。

気を付けてね。

彼女は、前にいた父親に声を掛けて電車を下りて
行きました。

父親はホーム側の窓まで移動し、電車の中から
見送っていました。

子供の安全を考えると、あまり、愛嬌があっても
マズイかなと。

むしろ、知らん顔するようにしたほうがいいのかな
と考えてしまいました。

015


ブログをお読み下さり有難うございました。