8月15日は終戦記念日。
テレビなどでも特集番組が組まれます。今年は
戦後80年という節目の年でもあります。

大正生まれの両親は、戦前・戦中・戦後を生き
抜いてきました。

母方の祖父は海軍主計官で、母は五人兄弟の
末っ子。唯一、東京・中野で生まれました。

ほかの兄姉たちは軍港の町の出身。母の話によれば
我の強い祖父は上官と大喧嘩をして海軍を辞め、
その後に母が生まれたそうです。

母からは、空襲の体験や疎開先での出来事、戦後の
東京での暮らしなど、折に触れて聞かされました。

一方、父は戦争について口を開くことはありません
でした。
出征の時期も行き先も不明。ただ、親戚の話から
朝鮮半島にいたらしいことだけが伝わっています。

兄に尋ねても「父は何も話さなかった」とのこと
でした。

ただひとつ、母に語った言葉が残っています。

「戦地でジャガイモと人参を嫌になるほど食べた。
だから一生、食べたくない」――。

わが家のカレーライスには具材がたっぷりでしたが、
父はそれを嫌がったそうです。

私は昭和30年生まれ。いわゆる“戦争を知らない
子供たち”の世代です。

戦争の記憶は、毎年8月15日前後に必ず思い
起こされます。

これからも、戦後85年、90年と節目を迎えるたび
語られることでしょう。

けれど、やがては体験者がいなくなり、記憶だけが
残される時代が訪れます。

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ちなみに「戦争を知らない子供たち」は、1970年
8月23日、大阪万博でのコンサートで初めて歌われた
そうです。

本日もブログをお読みくださり、
ありがとうございました。